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アインシュタイン先生「今日、処方薬を大量に飲んで搬送されてきた40代の患者さん、親御さんが70代で、お母さんを手伝うために会社を辞めて実家へ戻ってきたっていうんだけど、お父さんて人が家事とか完璧にやりこなす人でね。真面目で面倒見がいいんだけど、口が悪くて、お母さんや娘さんを随分長い間姑のように口いびりしてたんだよ。お母さんはずっと娘に夫の愚痴を聞かせて育てたそうだ」
あすか「……」
アインシュタイン先生「そのお父さん、普段から娘が自分の思い通りにならないと何ヶ月も無視して、正常なときも暴言を吐いて凄かったそうだよ。理由を聞いてみたら、不誠実でだらしなくていうことを聞かない娘が憎かったって言うんだけど。お母さんに訊いてみたら、娘は不誠実ではないし、真面目だし従順だって逆のことを言うんだ。あまりお父さんが娘を苦しめるんで、娘さん病気にかかってしまってね。それが今回の事態を呼んだんだ」
あすか「娘さん40代でしょ?どうしてお母さんを手伝うなんて言って会社を辞めたの?結婚して家を出ていけばいいのに」
アインシュタイン先生「娘さんの会社は、女性は40歳になったら辞めなければならないという暗黙のルールがあったんだ。結婚は、両親の不仲を小さい時から見ていて気が進まなかったのと、恋人が出来ても母親が片端から裂いてしまうんだと。母親が娘に父親の愚痴を聞いてほしくて、手放したくなかったんだそうだ」
あすか「娘さん、再就職して家を出ていけばいいんだよ。娘さんも親に依存してるんでしょ」
アインシュタイン先生「40過ぎたらきつい仕事しかなかなか就職はないよね。ひどい話だ」
アインシュタイン先生(左)「お父さんという人も、絶対服従している間は優しいと言っていたね。お母さんは娘に、常にペットとして振る舞うよう命じていたそうだ」
あすか(右)「毒母に鬼の父か。このパターン、私の前の家庭とそっくりじゃん。腹が立つよ、自分で何もしないで両親の命令をただ聞いているだけだなんて」
百鬼丸「娘さんは抜け出せなかったんですよ」
アインシュタイン先生(左)「娘さんに友達はいたけど、娘さんが同じことばかり言うんで聞いてくれなくなったそうだ。娘さんも趣味の旅行を禁じられてストレスになって今回のことが起きたんだけど、両親の命令に逆らうってことがあり得ないことだったらしい。父親は何かというと『役に立たない』『役に立たないものは死ね』とモラル・ハラスメントとサイレント・ハラスメントを繰り返していたそうだから、お母さんもおかしくなってしまっていた。お母さんは働きたくなくて離婚しなかったんだ」
アインシュタイン先生「娘さんは胃洗浄を受けて家に帰ったけど、あの分じゃまた同じことを繰り返すだろう。入院させようにもベッドが満床で、うちではどうにも出来ないのが残念だよ。カウンセリングを勧めたんだが、値段が高いってお母さんに断られたよ。主人は一生懸命やっている、主人が可哀想ですって。虐待されてる娘は可哀想じゃないらしい」
アインシュタイン先生「娘さんが自立できればいいんだけどね」
あすか「無理だね。ペットのように育てたなら、親は最後まで責任取るべきだね」
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3kの仕事でも、親から独立できても娘さんに幸せが訪れるでしょうか。耐えて親が逝くのを待っているだけの人生。娘さんは何度でも同じことをするでしょう。父親という人が頑固で、子どもの人格を認めない、外面だけいい。
誰も娘さんを理解することは出来ないでしょう。自立しろということは、ペットのイヌを山に放して一人で餌をとれということですから。
手をあげる以外の暴力が公に認められていないこの国では、娘さんを救うすべはありません。
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