高峰明日香の明日はどっちだ! -140ページ目

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

人物・設定はコチラ↓

登場人物覚え書き | 高峰明日香の明日はどっちだ!

 

昨日のエピソードは、うっかりコメント欄を

閉じてしまっていたことを忘れていました。

なんでコメントつかないの?と悶々としていたら…。

気が付いたらもう夜7時でした。皆様すみません…。

今日は大丈夫でしょうか。

 

あすか「どこも人手不足だっていうけど、足りないのは高卒・専門学校卒とかのブルーカラーであって、大卒のホワイトカラーは余ってんだよね。地方でホワイトカラーになるって結構大変みたいだし。でも、世の親は息子にパリッとしたスーツを着たホワイトカラーじゃないと『ちゃんとした仕事』って認めないこと多くなったよね」

 

了くん「本来、大学に行けないレベルの奴が、少子化で入れちゃうからこんなことになるんだよ。大学の数を減らして高卒で就職する奴を増やしたほうがいい。高卒の求人は大卒の2~3倍だからな、超売り手市場だよ。そしたら日本だけで労働力をまかなえる」

 

ツヨシ(右)「ぼくたちがこの議論するのってちょっと変だよね。誰もホワイトカラーって言えないじゃん」

久美子(左)「了くん以外は芸術系よ」

 

あすか(中央)「私、就活の面接とか無理なんだよね。ひとりで原稿持って出版社回るのは平気だったけど、リクルートスーツ着て集団で品定めされるのダメ。インドの職業カーストみたく身分が固定されてたらいいと思う。そしたら少なくとも受験や就活に苦しめられなくて済む」

了くん(左)「インドは職業選択の自由はないからな」

あすか「日本人って江戸時代、士農工商だったでしょ。却ってああいう方が幸せなんじゃないかなあ」

了くん「昔も今も『農』が大変だよ」

 

ツヨシ「インドだとバラモン(僧侶)・クシャトリア(王侯貴族)・バイシャ(平民)・シュードラ(奴隷)だよね。身分で職業のイメージが決まっちゃうでしょ」

久美子「介護職は北欧じゃ公務員だけど、インドじゃ奴隷でしょ。了くん奴隷ってあんまりな言い方よね」

了くん「そうだね」

 

久美子「アタシ、オーディション受けまくったから面接は得意なのよ。職業選べなかったら地獄だわ。固定されてるほうがいいっていうのは怠慢じゃない?あすかっちへんなバイトばっかり多いからリクルートスーツ嫌いなんでしょ」

あすか「みんなと同じ格好してパンプス履くのイヤ」

久美子「SMショーではピンヒールはいてたじゃない」

あすか「アレはショーだから。面接ではイヤ」

 

あすか「だから作家になってちょうどいいんだよ。作家って努力だけでなれるもんじゃないから」

 

久美子「アンタって作家は天職だもんね。でもインドに作家ってカーストはさすがにないわよね。アウトカースト?芸能って身分低いわよね」

あすか「……インドから離れて。奴隷はイヤだ」

 

了くん「おれ、看護大学行きたいんだよね。養護教諭の資格取りたいんだ」

久美子「男のクセに保健室の先生やりたいの?」

了くん「それ差別だよ。おれは話が下手だから生徒の声を聞けるようになりたい」

久美子「ま、がんばって。アンタなんだかんだいってなんとかしちゃうから」

 

久美子「明らかにホワイトカラー向かない人っていると思うのよ。技術職にもっと給料払ったほうがいいわ」

あすか「……私もそう思う。技術職だって誰にでも出来る仕事じゃないし。ホワイトカラーの新入社員に30万円払ったって役に立たないと思う。どうせ大企業だけの話だし。それでも入社式に親がついてくるんだろーなー」

 

了くん「親がママ友にマウント出来そうって理由で子どもの仕事決めさせてるやつだよ、それ」

あすか「段々ホワイトカラーの新卒以外締め付けきつくなってない?ホワイトカラーが普通って感覚になってるよね。その『普通』のために猛勉強して中学受験していい大学行っていい会社入らないといけないって普通じゃないよね」

久美子「最近は推薦入試多いから昔の学生よりマシなんだって。大学は一般受験する方が損かもね。大昔の就活ってもっとのんびりしてたらしいから、『普通』をやることの方が辛い人生になるんじゃないかしら」

 

=====================

 

以前はパリッとしたスーツに身を包み、広い会議室でビッグプロジェクトのプレゼンする姿がかっこいいとされてきましたが、IT化が進み、会議は離れた場所からでも出来るし、在宅ワークも増え、スーツそのものを着ないで仕事してる人が現れました。ホワイトカラーという言葉も、いつか死語になるでしょうか。

 

日本ではそれでも、ホワイトカラー以外のお仕事は人手不足です。医療・介護の現場は悲惨です。技術職は外国人なしに成り立ちませんし、農業は後継者がいません。これ、イメージを一新するいい方法はないものでしょうかね?世の中の「普通」はホワイトカラーだけではありません。「鋼の錬金術師」の荒川弘が自伝である「百姓貴族」という酪農マンガを描きましたが、それを読んで都会から農業やりに来る人は増えませんでした。

 

車が好きだからと自動車整備士になった息子を許せず、会社に電話かけて辞めさせ、中小企業の事務職に転職させた母親はその息子に家出され、その間に作られた借金のために家を手放す羽目になりました。ホワイトカラーの呪縛は人生を破壊することもあります。今はYouTuberやインフルエンサーがかっこいいという時代になりましたが、子どものなりたい職業1位は相変わらず会社員です。

 

お坊さんも後継者不足。

 

いつもフォロー・イイネ・コメありがとうございます。

本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

また明日お会いしましょう。