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あすか「あ、ブライスドールだ。かわいいー」
久美子「これは箱で飾るの。一応コレクターだからね」
あすか「他のは出して飾ってるよね。撮影もやってたよね。箱もオシャレだな~、ブライス友達ってどんな情報交換してるの?」
久美子「アタシはブライス垢持ってないの。前はインスタグラムでイイネとかフォローとか気にしてたけど。オペラ歌手の久美子・バードがブライス見せびらかしてるって思われたくないの。なにしろこの世界、ヤキモチ妬くことあるからね。純粋なブライス好きの人を傷つけたくないのよ」
あすか「ほんとは誰が何を好きでもいいのにね」
久美子「高価なものだからね。オペラ界の人にも知られたくない」
あすか「写真とか残ってないの?」
久美子「ネットに上げてあるわよ。見る?」
あすか「うん、見たい」
あすか「久美子ちゃん、写真上手だね。ブライスを撮るって難しいのに。こんなに上手で可愛く撮れるのに、公開してないなんてもったいないよ」
久美子「アンタは敵を作りにくいものを好むから、そう言えるんでしょうけどね…。アタシの好きなジャンルはあいにく色々あるのよ。ブライスのことで、人を傷つけたり傷ついたりしたくないの。だからなるべくタグは少なくしているのよ」
あすか「そっかー、もったいないなぁ」
久美子「アンタはバービー収集が好きでしょ。その気になれは世界中の人とつながれるのに、そうしないのはなぜ?それ考えれば分かることでしょ?バービー人形は日本じゃ比較的高齢の人がハマるから、アンタもサークルのマスコット的存在でいられるけど、他のドールは昔いろいろあったでしょ。そういうことよ」
あすか「久美子ちゃんて結構思慮深かったんだね」
久美子「大好きなことでつらい思いはしたくないの。苦しむのはオペラの稽古や歌だけでたくさんだわ。そこを切り替えなければコレクターはやっていけない。変に目立つとその世界にいるのは困難になるわ」
久美子「さ、お部屋に飾りに行きましょ」
あすか「ほんとに上手なのになー、もったいない」
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そのキャラクターを大事にしたいからこそ、秘密にしたい久美子ちゃん。
まだ若いから、ちょっとしたことで張り合ったり、熱く語ったりして目立ちやすいのでしょう。久美子ちゃんにとってお人形は競う場所ではなくやすらぎを得る場所だから、なるべく限られたフォロー・フォロワーさんたちと、目だたなく活動していたかったのです。好きなものを好きなだけいろんな人と楽しみたいあすかっちとは、ちょっと違うのですね。
今日のあすかっちは、セーラー襟でなく丸襟ブラウス。このエピソードが出来た時よりあとにセーラーブラウスが出来たので、まだ丸襟なのです。みーさん、もう少し待って(-_-;)








