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あすか「ねぇ了くん、なんか背伸びてない?180ゆうに超えてるでしょ。今度の了くんはジルコニアじゃないの?」
了くん「何寝ぼけたこと言ってんだよ、ジルコニアだよ、17歳で時間が止まったんだから」
あすか「だってここの世界線上じゃ、男子は180、女子は170超えたらジルコニアにはならないってー」
了くん「おれがいた世界じゃ、身長でジルコニアになれるかどうかなんて関係ねーよ。たくさんのクローンの中で、16歳になって人間兵器に不適格な感情を持っていたから廃棄処分になるところを父さんがアヴァロンのリンゴの薬を打って、助けて養子にしてくれたんだ。そこを同い年のあんたが訪ねてきておれを見つけて、立ち直るまでの2週間遊んでくれたんだよ。ここじゃどうなってるの?」
あすか「私の記憶だと、了くんは人口羊水の中で2か月間育成されて、14歳の身体になって、育成カプセルから出た時、私をお母さんだと思ってたみたい。2か月間毎日見に行ったからね。アインシュタイン先生はごきげんだった。私たち親友になって、しばらくしたらアインシュタイン先生はお母さんと結婚して、私にはお父さんが、君にはお母さんが出来たんだ」
了くん「へー。ずいぶん状況が違うな。おれは来月で17になるけど、こっちじゃ14になるのか。勉強ちょろいぜ。でも、こっちの世界になじめるかな」
あすか「きみのいた世界線上では私はどんな人間だった?」
了くん「年が違うだけで、あとは変わらない高校生作家。人を喜ばせることが好きなところは全く同じだよ。こっちのおれは何してた?」
あすか「介護福祉士だよ」
了くん「ちょ…マジ?無理、無理無理無理!人に使われるの無理!」
栞里「了くんの言う言葉ではないのう。いつも利用者さんに親切で、てきぱき動いて、最年少でも優秀な介護士じゃったのに」
了くん「いやおれ医者になるし。父さんが医者が足りないから医学部行ってくれって言うしおれ頭いいし」
アインシュタイン先生「あれ?了くんぼくがいない間に背が伸びた?180超えてるんじゃない?」
了くん「父さんが働いてる間におれ、別のパラレルワールドから来たんだよ。もうすぐ17歳になる」
アインシュタイン先生「へ?また時間を超えてきたのかい?」
了くん「また?」
アインシュタイン先生「明日、学校に行ったら大騒ぎだろうね」
了くん「そうなの?」
あすか「ねぎっちょが結界を張ってくれたから、もう入れ替わりは起こらないと思う。残念だよ、最後に寝食ともにするきみが介護に興味ないきみで。あんなに誠実で優しかったのに」
了くん「あんた偏差値いくつ?」
あすか「81」
了くん「…バケモンかよ。中学の時のおれより下だったらうんと笑ってやろうと思ったのに。おれは75だった」
あすか「…これまでのきみとは独特の絆があった。今のきみからは感じられない」
あすか「私はがっかりだよ」
了くん「父さん総合診療医だけど形成も得意だろ。おれ、形成のほかに美容外科やって大儲けしてやるよ。そしたらあすかっちもあくせく働かないで遊んで暮らせるぜ」
あすか「…きみが美容整形外科医にならなくても、うちには美容外科あるよ。腕のいい女医がいるよ」
続く。
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さて、性格悪い?了くんにいつの間にか入れ替わりました。あすかっちはこの状況を受け入れられるでしょうか?
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