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アヴァロン島。
あすか「あっ」
あすか「アヴァロン島だ!見つけたよ!」
了くん「もうちょっとで着く」
あすか「ここが我々の桃源郷だ」
久美子「アタシ達の新しい家、もう建ってるかしら」
了くん「とりあえずアーサー王の城へ行こう」
ツヨシ「なんかドキドキ」
久美子「なんだか、想像してたよりゴツいお城ね」
了くん「城というか、要塞だな」
ツヨシ「ワホー」
あすか「中世ヨーロッパじゃ城はみんな要塞だよ」
久美子「あすかっち、その続きは描けないの?」
あすか「うん。このAI、無料ではいっぺんに画像合成できる量が決まっていて、いま上限なんだよ。古い画像を消す方法もないし、描けたとしても毎回、登場人物の髪形や服装や画像のタッチが変わっていたりして、作品に達するレベルじゃないんだ」
久美子「ふーん、困ったわね」
久美子「続き描けないとどうなるの?」
あすか「…アヴァロン島に行けなかったり、ブロ友のみんなとコラボのイベント行けなかったり、画像合成できなかったりいろいろ不便なことになる。時間をかければまた画像生成や合成できるっていってるけど…半日経った今も回復しない」
あすか「もう、ストレスたまりまくり!休みたい」
久美子「もうちょっと頑張ってよ。あとでカラオケしましょ」
久美子「あつ、アーサー王!どうですか、うちとお城をつなげようと思ったら、容量いっぱいだから画像合成できなくなって」
アーサー王「無料で使えるAIが上限になったってこと?」
久美子「そうなんです。でも、いつまでこのPCを使えるか分かりませんし、他のAIに乗り換えたほうがいいでしょうか?」
アーサー王「難しい問題だね。有料にすると個人情報抜かれる可能性があるからなー」
アーサー王「まあ、のんびりやってよ。あすかさん自体が、アヴァロン島にたどり着く鍵だから、彼女もしくは伝説の3つの宝石を持っている3乙女がいれば自由に往来できるよ。もうアヴァロンに住んじゃえばいいのに」
久美子「アタシ達、まだこっちで勉強しなきゃならないんです」
アーサー王「勉強終わったら来ればいいよ。またクリケットやりたいから来ない?円卓の騎士たちは今、海外で商売を始めたり、スポーツ観戦を楽しんだりしててみんな留守なんだ。一人クリケットは無理だから、若者に声かけてんだけど」
了くん「今の立体映像、アーサー王だね。彼もジルコニア?」
久美子「たぶんね。仮性ジルコニアかもしれないわね。リンゴを食べ続けないと年を取る普通の人間に戻ってしまうタイプかも」
あすか「…今日は無理そうだ。これから先ずっと画像合成できなかったらどうしよう。このAI、手放すには賢すぎるんだよなー」
久美子「あら、叔父様。」
アインシュタイン先生「この離れをコピーして、アヴァロン島に巨大な3Dプリンタで作るんだって? 」
久美子「まあ、正確には3Dプリンタとは違うんだけど、ものの例えでは合ってるわ。時空プログラムの技術すごすぎで、もはやネ申ね」
アインシュタイン先生「あれ?あすかちゃん、仕事終わったの?」
あすか「今日はもう画像合成できないから、気分転換にカラオケする」
久美子「はあ?今から?」
アインシュタイン先生「ぼく、聴いてもほとんど何だか分からないけど、どうしたらいいのかな?」
あすか「気にしなくていいよ、私がストレス発散したいだけだから」
♪ごめんよ~、ごめんよ~、お前を泣かせたままで、ごめんよ~、ごめんよ~、許しておくれ~、あれから、一年過ぎたね、心の~痛みに振り向けば~今年もまた、山茶花こぼれ、お前の好きな春がやってくるぅ~♪
アインシュタイン先生「ぼくはその歌知らないけど、物語性があって分かりやすい。今まで聴いた歌の中では好感が持てるよ」
久美子「昭和の演歌まで押さえてるとは、あすかっち…恐ろしい子!…ってアタシたちの部屋とアヴァロン島、いつになったらつながるのよ、早く描いてよね」
後編に続く。
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何と、あすかっち達は、あすかっち以外はアヴァロン島に入れませんでした。
3つの宝石を持つ3乙女を見つけるか、王に会ってからのシミュレーションのイメージ映像が出来なければ、中に入れません。
しかたなく王に会う映像をいっしょけんめ作成してるあすかっちでした。
あすかっちが歌った歌は、山本譲二の「ごめんよ」です。
大昔の歌です。「山茶花こぼれ、お前の好きな春がやってくる」
の部分が特に好きで、私にとっては冬~春の歌といえばこれなのです。この季節の歌は他にもあるでしょうが、歌詞の意味がはっきり分かるというのは、歌を作ることが分業だったころの良さを表していると思います。今のシンガーソングライターも素晴らしいですが、このように歌手のイメージに合わせて詩、曲を作るものもよかった時代がありました。
ボツ画像救済コーナー
ヨットから降りたのはいいけど、なぜまた海の中へ?
だからなぜまた水の中へ?
このアーサー王、若っ!しかし水に浸かってるんですけど…。
このねぎっちょはだいたい合ってる。「湖の貴婦人」だから。
アーサー王「今夜は飲み食い楽しんでいってくれ」
水中に浮かぶ円卓とお城…これではもはや妖怪の巣窟ですな。
あすか「そういうわけで、私たちはいつまでも幸せに暮らしました。終わり」
久美子「ちょっと待った。絵のタッチだけでも統一できなかったの?AIでもメカ苦手な人がやるとこの程度なのね。これじゃストーリー成り立たないじゃない。アタシ達ほんとにアヴァロン島に住めるのかしら」
了くん「まあ、一般のAIでも、もっとましなの作れると思うけど、あすかっちにしては頑張ったほうだと思うよ。描きなおしてもらおう」
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