人物・設定紹介↑
ある、ものすごく暑い夏。
あすか「夕べアルコールと処方薬で搬送されてきた女の人どうなった?」
アインシュタイン先生「あー、ダメだったよ。12月にも処方薬のODで胃洗浄してった人だったけど…またお父さんに無視されて、絶望してね」
アインシュタイン先生「お母さんが足をくじいて、雑貨屋に娘さんをお使いに行かせたんだけどすごく暑くてね、お父さんがついでに何かを買ってこいって言おうとしたけど、娘さん引き受けたくなくて出かけちゃったらしい。それがもとでお父さんに無視され続けて、耐えきれなくなって隠していた処方薬とアルコールをカラオケ店で飲んで、吐いたものをのどに詰まらせて心肺停止になったんだ」
あすか「そっか。その人のお父さんも、無視を続ければ娘に最大の苦しみを与えられる、絶対服従するってことを学習しちゃったんだね。だからちょっとでも言いなりにならないと無視を始めるんだ」
アインシュタイン先生「お父さんって人は涙一つなかったよ。お母さんの嘆きようはすごかったけどね。ご遺体は今、警察にあるよ」
アインシュタイン先生「そのお父さん、本当に穏やかで温厚そうだったんだよ。二重人格って恐ろしいね。きみの実のお父さんって人もすごく穏やかで優しそうだったし、ぼくも騙された。こないだのことは本当にすまなかった」
あすか「別にいいよ、私は男親に何も期待してないから。ただ、私の意向を無視して勝手に物事を進めたりしなければ、こないだみたいなことはないよ」
アインシュタイン先生「藤村博士は、きみの脳をもとどおりにするためにかなり頑張ってくれたよ。いま何の後遺症もなくてよかった。ぼくももう二度とあんなことは嫌だよ」
あすか「お父さんは気にしないで、今まで通りのお父さんでいいよ。私もお母さんが教員で私を養えたから実父から逃げることができたんだし、ラッキーだと思う。お母さんは今、とてもやさしいから文句ないよ」
アインシュタイン先生「そうだね。お母さん優しくなったね。前はめちゃくちゃだったけど」
あすか「うん(パラレルワールドのお母さんだから違う人なんだけどね)」
あすか「親ガチャって残酷だね。そっくりの家庭環境でも、女親に経済力がないと離婚できないほうは悲惨だ。昨日死んだ女の人は、私だったかもしれないんだよね。ま、私は稼いでたから問題ないけど」
アインシュタイン先生「大きな賞もらったね」
あすか「うん。これからも書き続けるかどうか分からないけど、励みにはなったよ」
アインシュタイン先生「今夜は亡くなった娘さんの冥福を祈ろう。40代になっても子ども扱いされて苦しかったろうね」
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アインシュタイン先生の病院では、患者さんのプライヴェートなことも記録されて、限られた人だけがそれを読むことができます。家庭の事情、生活習慣や好きな食べ物、隠れた趣味、出身校なども分かってしまいますが、病気を早く治すためにこの方法を採用しているのです。
アインシュタイン先生が亡くなった女性の事情を細かく知っているのはこのシステムのためです。
入院している間に、父が私の部屋の人形の服をゴミ袋にまとめて突っ込んで、どれがだれのだかも夏も冬もめちゃくちゃにしてしまいました。一番大事なあすかっちの甚平も下がなくなっていました。探しても探しても出てきません(現在は発見してます)。
また、時間をかけてじっくり集めたガチャのフード、大半がありませんでした。押し入れも大事なものがぐちゃぐちゃに積んであって、KAORIさんに作っていただいたお風呂もたぶん…。
どうしてそっとしておいてくれないの、親ってものは!
どこにあるのか調べまくったら余計散らかったじゃない!そして大事にしてるものばかりどっかやって、どうでもいい服だけ上に積んでありました。
今日ほど親が憎いと思ったことはありません(笑)。
5月3日が父の誕生日でしたが、「坊主と祝い事は嫌いだ」と言っていた父が「祝ってほしかった」とポロっと打ち明けてきたので、まんじゅうとみたらし団子を買いました。イオンモールで見かけた綺麗なバラも欲しいなと思ったのですが、「誰が世話するんだ!」という罵声が飛ぶ争いの元になったら嫌なので、やめておきました。
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