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藤村博士「1の問題解けます?…2は?」
あすか「…」
藤村博士「これが解けないとなると、筑波大付属高は無理ですね」
あすか「えー」
藤村博士「最近の入試は自分で考えさせるものが多いですから」
あすか「応用問題だと逃げ出したくなる」
藤村博士「脳みそまっさらですからね。でも基礎はすぐ分かったでしょう?」
あすか「私、治らなかったのかな」
藤村博士「脳はきれいに治ってますよ。もういっぺん同じことを勉強しなおせばいいんです。でも、今回の模試の偏差値は73ありますよ。その辺の子から見たら充分化け物ですよ」
藤村博士「テスト。あすかちゃん、勉強したこと忘れちゃったみたいなので」
藤村博士「言語野に異常はないし、国語力、英語力、人文社会系のものや新しく書いた小説、運動機能、いずれも妙なことはありませんでしたが、理数系にちょっと問題が出てきました。生物の成績は素晴らしいのですが数学や物理など抽象的なことを考えるのに支障が出ています」
藤村博士「新たに勉強しなおせば、もとどおり解けるようになりますが、高校受験には間に合いません。現在の偏差値は73です。これでも充分だと言ったんですがね」
あすか「了くん、私、バカになっちゃったよ」
了くん「73もあってバカじゃ、それより低いおれはどうすりゃいいんだよ」
藤村博士「…高校は無理せず、内部進学を目指したほうがいいと思いますよ」
了くん「もういい。おれが脳外科医になる」
藤村博士「は?」
了くん「おれがあすかっちの頭の中を治してみせる」
藤村博士「治療しなくても、大学に入る頃には勉強は追いつきますよ」
了くん「…信用できるかよ」
藤村博士「…ぼくは受験の相談にも乗ってますけど、二人とも今のレベルなら内部進学をお勧めします。緑陵は大学は医学部も看護学部もあるし、問題解決能力を伸ばしてくれるいい大学です。高校から入るのは難しいんですよ。せっかく附属中学にいるんだし、内部生はよほど出来が悪くなければ大学まであがれます。他の学校を一般受験して時間を無駄にすることはありません」
あすか「進路まで詳しいとはね、藤村博士」
了くん「うちの小児科病棟に患者がやたらうじゃうじゃいるのはそのせいか。院内学級開けそうだよな」
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偏差値が8ほど下がったあすかっち。
筑付は難しくなりました。
今は中学受験が過熱しており、高校受験はあまり力を使うところではありません。それにしても子供時代のほとんどをいい点とるためだけに費やしてしまって、かつては天国と言われた大学も就活でまったく羽を伸ばせません。
こんなことで人が幸せと言えるでしょうか?
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