【閲覧注意】悪魔のお仕事 | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

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あすか「博士、今日の午前中も仕事だったの?脳外科?婦人科?」

藤村博士「産婦人科です。九州から屈強な男3人と、60代ぐらいの夫婦と30代ぐらいの息子夫婦が来てまして」

あすか「なにそれ?」

 

藤村博士「妊婦の胎児が18トリソミーだったので、こっそり堕胎に来たんですよ。妊婦は堕ろしたくないと泣いてましたが、九州じゃ女性の意見は通りませんからね。夫は空気、舅は怒鳴り散らし放題、姑は目を吊り上げて妊婦をにらんでいました」

 

あすか「小学校の頃、学校に21トリソミーの子がいたよ。恐竜博士って呼ばれてて、恐竜の生態から種類からなんでも知ってるの。おうちには恐竜の本がいっぱいあったよ」

藤村博士「その子のその幸せは、いつまで続くでしょうね。ちゃんとした支援者がいないと、その才能を花開かすことなく月1万円で働かされることになるかもしれません。親は元気なうちにいろんなことを準備しておくべきです」

 

あすか「今日は不機嫌だね」

藤村博士「妊婦さんが嫌がるんで眠らせて、その間に全部済ませちゃいましたけど、お嫁さん目覚めた後、舅に『次もこんなことがあったら出て行ってもらう』って言われて泣いていました。姑は息子に『もっと若い嫁連れてこい』と言ってましたよ」

 

あすか「将来、暴れるような子になったら大変ってやつか」

藤村博士「全部が全部そうなるとは限らないのですがね」

 

藤村博士「赤ん坊は人の形をしていました。男の子でした」

あすか「…」

藤村博士「奥さんは40歳近い感じでしたね。次で最後でしょう。男から見ても不愉快な話でした」

 

藤村博士「慣れたつもりでしたが、慣れませんね、家庭なんて持つもんじゃないですね」

あすか「5万年以上も生きてて、まだ慣れないの?」

藤村博士「男には永遠に分からないことですからね。その一家はその足で九州に帰りました」

あすか「嫁も休ませずにかー」

 

藤村博士「きみは何を聞いても驚かないですね」

あすか「耳年増なもんで」

 

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お嫁さんはその月のうちにまた妊娠し、翌年健常児の赤ん坊が生まれましたが女の子だったため離縁され、赤ん坊と一緒に本州の実家に帰ったそうです。あんな家にいるよりよかったでしょう。

 

 

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