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アインシュタイン先生「藤村博士によると、前頭葉の分かりにくい部分に傷があって、前回の治療ではそこに脳細胞の再生を促進させる薬が届かなかったそうだ。だから明日は脚の血管からカテーテル入れて薬剤を脳に送るって。分かるかな?」
あすか「うん…」
あすか「私、今のままでも困ってないよ?」
アインシュタイン先生「それじゃ周りが困るんだ。今回のことは、ぼくが悪かった。よく考えてみたら、ぼくもみんなも料理が下手で、このままではみんな食事の時間が拷問になってしまう。きみがいてくれなきゃダメだ。きみの頭の中を治してもらわなきゃね」
あすか「前頭葉崩れると怒りっぽくなったり我慢強さがなくなったりするんだよね」
アインシュタイン先生「うん、そういう人もいる。きみの場合はやる気スイッチが壊れちゃったようなものさ」
アインシュタイン先生「明日はぼくが車できみを連れていくね」
あすか「うん」
了くん「明日はおれは荷物持って泊まり込むから。例によってワケあり病棟だから、誰にも知られないで全部済むからね」
あすか「うん」
あすか「了くん怒ってない?」
了くん「こういうこともあるさ」
了くん「布団敷くよ」
あすか「うん」
翌日。
ノンコ「あすかちゃん…どうか、どうか」
久美子「ノンコ叔母さんはお留守番よね。そりゃ心配よね」
久美子「大丈夫よ、藤村博士は脳みそ傷めた患者をたくさん社会復帰させてきたから。独自の薬が使える裏病棟ならなおさらよ」
久美子「叔父様から。今、終わったって」
ノンコ「…」
2週間後。
あすか「ただいま。みんなどうしてる?」
久美子「あすかっち!おかえり!ノンコ叔母さん、今、塾で教えてる最中」
久美子「あすかっち…自転車乗る時は気を付けてね」
あすか「うん、ごめんね」
久美子「アタシの舞台のアリアだけ動画にアップしてるから、YouTubeで見てね」
あすか「うん、そうする」
久美子「今更ながらジルコニアの回復力には驚かされるわ。全身の骨折と内臓の損傷は2日で治ってたそうね」
あすか「複雑骨折がなければ1時間で治ってたよ。こういうのカルテに書けないから裏病棟なの。脳だけは時間かかって、毎回こうなんだよね」
あすか「今回のこと、絶対小説のネタになる。編集部に聞いてみよっと」
久美子「よかった、もとのあすかっちで」
了くん「じゃ、おれ職場に戻るから」
あすか「了くん、ありがとう」
あすか「藤村博士の新しい薬、まったく損傷した痕跡がなくなるんだって。脳みそ新品同様だよ。もう格闘技やってもいいんだって」
久美子「やめてちょうだい」
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あすかっち、台所復帰するかと思ったら、アインシュタイン先生がお寿司を取ってくれました。
美味しいお寿司でしたが、アインシュタイン先生は久美子ちゃんと了くんにまだガン無視されていました。
(ツヨシくんはピアノコンサートに出ていました)
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