実父あらわる | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

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アインシュタイン先生「あすかちゃん、君の実のお父さんがいらしてね、再婚したお相手との間に君の妹がいるんだけど、君と一緒に暮らしたがってるんだよ。君が料理が得意だって言ったら、再婚したお相手はフルタイムで働いてるから、家事をしてくれる人が欲しいんだって。妹さんもいい遊び相手になると思うよ。君のお父さんってとっても親切でいい人だよ。いい話だと思うんだけど」

 

あすか「お父さん何言ってんの?この男がどういう人だか、前に話したでしょ?なんで家に上げたの?私の話何聞いてたの?」

実父「この子は虚言癖がありましてね。厳しくしつけたんですが、かえって嫌われてしまいまして…今度こそうまくやろうと思うんです」

アインシュタイン先生「そうですね、ノンコさんも足腰が不自由なので、この子に世話させるのはかわいそうですから」

 

あすか「おとうさんやめてよ、私の親権をこの男に渡すつもり?ここから追い出さないで!」

アインシュタイン先生「いや、女の子のきょうだいがいたほうが、君も何かと心強いかと思うんだ。きっと君の将来にプラスになるよ」

 

あすか「私、いやだよ!久美子ちゃんや了くんと離れて暮らすなんて」

アインシュタイン先生「いや、君には健全な家庭が必要だよ」

あすか「この男のどこが健全なんだよ。私とお母さんがどんな目に遭ったか話したでしょ!」

実父「ね、この子はうそつきなんですよ。だから面白い小説が書けるんだ」

アインシュタイン先生「少し興奮してるみたいだから、落ち着こうか」

 

あすか「私の知らないところで、私のこと勝手に決めたんだね。みんな大っ嫌い!」

実父「あの子は気性が激しくてね。しかも元妻に似てだらしないんですよ。今度の妻は厳しい性格なので、しっかりしつけてくれるとおもいます」

 

アインシュタイン先生「今日はすみませんでしたね、高峰さん」

実父「いえ、あの子を置いてくださってありがとうございました。これからは私どもが育てていきますので」

 

アインシュタイン先生「あんな紳士的でいいお父さんなのに。ノンコさんはどうして離婚したんだろう?」

 

ツヨシ「先生!あすかっちが…自転車ですっ転んで…動かないんだよ!」

アインシュタイン先生「えーっ?」

 

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男性は男性のことしか分からないものです。

医者も、精神的DVはDVだと認めないことが多いです。

モラハラという言葉さえ知らない医者もいます。

そして、あすかっちの実の父親は、大変な二重人格です。

他の人の前では優しく理論的で理知的な顔を見せ、妻子には鬼のように横暴にふるまい、蛇のようにしつこく嫌味を言い続けるのです。

怒鳴ったり無視したりをくり返し、娘の言うことをただの一度もかなえたことはありませんでした。

さらに大変な頑固者で、海上自衛隊で気に入らない部下を苛め抜き、2人自殺していることは、海自界隈では有名な話です。

あすかっちを女中代わりに使い、財産を横取りしようとしていることを、アインシュタイン先生は見抜けませんでした。

さて、アインシュタイン先生はどうするでしょう?