ノンコさんとおひな祭り | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

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あすか(左)「待ちに待ったおひな祭りだよ」

ノンコ(中央)「あすかちゃん、お料理できたのね。夢みたいだわ、こんなこと」

久美子(右)「抹茶のロールケーキまである。あすかっち張りきったわね」

 

ノンコ「ちらし寿司のイクラがキラキラ光ってきれいね。ちらしなんて久しぶりだわ」

 

ノンコ「こんなに優しくしてもらえるなんて、初めてよ。感激だわ」

 

ーそっか。この、パラレルワールドから来たお母さんは、周囲にあまり大事にされてなかったのか…。

 

久美子「ひな祭りにちらし寿司って定番だけど、どうしてなのかしら?」

 

あすか「『寿司』は『寿を司る』と書くことからおめでたい席で食べられるようになってね、そのものにも幸運を呼ぶ力があると考えられるようになったんだ。そのうち「縁起物」と言われるようになったんだよね。 見た目の華やかさだけでなく、ちらし寿司は具材にも縁起の良い意味が込められているんだって。女の子の成長を祝うひな祭りにうってつけだってなって、食べられるようになったのは大正時代からだよ」

 

久美子「なるほど、縁起ものなのね。ノンコ叔母さんの快気祝いに見えてきたわ」

あすか「今年はそう解釈してもいいね」

 

ノンコ「女の子の成長を祝うお祭りを、私たちがするとはね。でもこんなご馳走本当に久しぶりよ」

あすかっちの心の声『(このお母さんが前いた世界線上の私は、ずいぶん優しくない娘だったんだな…)』

 

あすか(左)「久美子ちゃん、着物汚れるからエプロンする?これ、来年の正月も着る予定だから…」

久美子(右)「えー?」

あすか「久美子ちゃん、ひな祭りに着物着たことなかったでしょ。去年からなんでも物価高いんだよね。来年は新調できないかもしれない」

ノンコ「まあ、今から来年の話をすると、鬼が笑うわよ」

 

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パラレルワールドから来たノンコさんと、生まれて初めてのひな祭り。前の世界線上で、このノンコさんは周囲に優しくしてもらえなかったようですし、あすかっちもろくに料理をしていなかった様子です。

今の世界でたくさん幸せになってもらいましょう。

 

ウナギのかば焼きもいつまで食べられるでしょうね。

 

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