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ノンコ(右)「ああ~、久しぶりの我が家ね~。生き返った気がするわ」
あすか(左)「お母さん、ご機嫌だね」
ノンコ「そりゃ、病院は寂しかったもの。またこうして帰ってこられて嬉しいわ」
ノンコ(右)「あすかちゃんにも寂しい思いをさせたわね」
あすかっちの心の声(左)「(いや、ラクさせてもらった。でも、このお母さん、いつもと違う?)」
了くん「母さん、おかえり」
ノンコ(右)「了くんにもいっぱい迷惑かけちゃったわね、ごめんね」
あすかっちの心の声(左)「(え?)」
ーお母さんが了くんに『ごめんね』?
ノンコ「これからもいっぱい迷惑かけちゃうけど、よろしくね。あすかちゃんの『わたしのやさしいおかあさん』の本、病室でも評判でね。お母さん誇らしかったわ」
あすか「え?(変だな、お母さん私が作家やってるの嫌がってたのに…)」
了くん(左)「あすかっち、今日から母さんの薬の仕分けはおれがする」
あすか(右)「え?私、無能?」
了くん「そうは言っていないが向いていない。おれは母さんの薬は全種類覚えてる」
了くん「間違えば母さんの命に係わるし、これ以上続けるとあすかっちも病気になっちまう。あすかっちはみんなの胃袋つかんでるえびす大黒だから、また倒れられると困る」
あすか「…大黒柱だよ。えびす大黒ってなんだよ」
了くん「だからいい小説書いて、旨いもの食わせてくれ」
あすか「わかった」
ノンコ(右)「了くん、忙しいのにごめんね」
了くん(左)「全然」
ノンコ「あら、あすかちゃん、看護師さんもう普通食でもいいって言ってたのに、おかゆなのね」
あすか「味は保証する」
ノンコ(右)「ごちそうさま。あすかちゃんのお料理って、こんなに美味しかったのね。今まで気が付かなかったわ」
あすか(左)「え?…あ、そう。3月3日、おひな祭りここでやるんだけど、お母さんもよかったら…」
あすか(左)「久美子ちゃん、あのお母さんパラレルワールドから来たんでしょう?いつ性格が違うって気が付いたの?」
久美子(右)「会ってすぐ分かったわよ。目つきもしぐさもピリピリしたところがなくて別人だわ。みんなすぐ気づいたわよ。よかったわね、前よりずいぶん優しくなって」
あすか「自分のお母さんじゃないみたい」
中野ブロードウェイのねぎっちょの魔法具店「プチ予言」。
あすか「ねぎっちょ、今の世界線上のお母さんがまた別の世界に飛んでいかない魔法ちょうだい!」
ねぎっちょ「高いわよ、お財布覚悟なさい」
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あすかっち達がパラレルワールドに飛ばされることがなくなった代わりに、身の回りの人間が別の世界線上のその人と入れ替わるという事態が起きました。
しばらく入院していた、鬼のようだったノンコさんが、優しい母親に!
あすかっちとしてはお母さんが変わりすぎて戸惑うばかりです。
しかし、はっと思いついてねぎっちょのところへ駆け込んだのでした。
ぼちぼち神社の桜。早く桜が咲かないかしら。
(ぼちぼちさん・作)
3月になりました。
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