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あすか「なんだコナー、どうした?」
コナー「Xでおれが発表したマンガ読んでくれた?」
あすか「まあね」
コナー「……お、面白かった?」
あすか「対象どの辺?もし私が男だったら、あんな格好よすぎる脚の長い男子とスクールカースト1位のカワイ子ちゃんがひたすらイチャイチャする漫画に共感しない」
あすか「男子向けの王道のラブコメなら、背が低い陰キャの男子と、クラス一の人気の熟れた身体の陽キャ女子が、不器用なシチュエーションを乗り越えて結ばれる設定にすると売れるよ。『僕の心のヤバいやつ』を参考にしろって言ったと思うけど」
コナー「あれ複雑で難しいんだけど」
あすか「そりゃ、作者の桜井のりおが女だからね。繊細な心を丁寧に書いているところがウケたんだ。きみのような自信満々のマッチョを主人公にするなら『刃牙』のような格闘もの描いたら」
あすか「とにかく読んでもらいな。がんばれ」
コナー「待って!社会派の方も読んでくれた?」
あすか「読んだけど、14才の男の子の書いたものじゃまだ甘い。ちょっと頭のいい奴はすぐ社会派描きたがるけど、今どきの若者が求めるものは自分を分かってほしいという共感だ。欲望だ。それを描けない理想主義者は漫画家になれない。日本ではジャーナリストはもう活躍する場所はない。noteもサービス終了だ、じゃあね」
(着信)
あすか「なんだ、ナタリーさんか。新刊の売れ行きはどう?」
編集部のナタリーさん「アンタ、紙の本の売れ行きがいいんだけど、読者がね……ほぼ40代以上の就職氷河期世代から人数の多い団塊ジュニアが中心なのよ。映画も若者から中高年まで幅広く来るけど、やっぱりどこか昭和なファンが多いわ」
あすか「売れてるんでしょ?問題ないじゃない」
ナタリーさんの声「大ありよ。今はいいけど、アンタと同世代から30代の若者の心を捉えられなけりゃ、ジリ貧になるわ。アンタ、爽やかな青春ものも描けるんだし、こないだの『わたしのやさしいおかあさん』で20代から30代向けのものも描けるって分かったから、今度の医療ものは就活中の若者を主人公にして」
あすか「私の体験談なのに?」
ナタリーさん「アンタじゃ限られた人しか共感してくれない。より幅広い読者を得るには、若者に訴えかけるの」
あすか「若者は本を読まないと思うけど……」
ナタリーさん「あすかっちは知名度充分あるし、学生のファンもいるわ。あたしは30代だから、あたしの読みたいものを書いて。じゃ、ちゃんと泣かせてね」
あすか「今から書き直せってことか」
久美子「あすかっち、リリーちゃんのパン屋さんの新作買ってきたよ」
あすか「久美子ちゃ~ん」
あすか「私の小説、中高年が主な読者なんだって」
久美子「人数多いから売れてるんでしょ」
あすか「ナタリーさんが、私の体験談を若者にウケる小説に書き直せって」
久美子「ま、アンタって中2とは思えないほど人生の悲哀書くのうまいもんね。つらいことよりも、ここらで明るく楽しい医療もの書くのもいいかもね」
久美子「ブログ小説の出版はどうなってるの?」
あすか「あれをあのまま出すことは難しそう。タイトルだけ決まった。『高峰明日香の明日はどっちだ!』になった」
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タイトル回収。
あすかっちのブログ小説を本にする話が、快談社で進んでいるようです。
日常から神話までごちゃ混ぜのブログを、どうやって本に?
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