人物・設定はコチラ↓
あすか(左)「リカちゃん、まだブログやってたんだね」
デイジー・リカ(右)「最近、ランキングにも載せてもらえないし、アクセス数も下がる一方。イイネもコメントも毎日減っていくの」
あすか「リカちゃん、ネグレクトされてたことでもおもしろおかしく書かなきゃ、ブログは成り立たないよ、カメハメハブログは商売なんだから、明るく楽しく書かなくちゃ。読者に『こんな面白い生活できるなら、ネグレクトされてもいい』、ぐらいに思わせなきゃダメだよ」
デイジー・リカ「そうなの……不満を不満として書いちゃダメなのね」
あすか「私達の仕事は、読んでくれる人に『続きが見たい』と思わせることだから、ノンフィクションが基本のブログでも、ありのままだったら好きになってもらえないよ」
あすか「不幸を不幸と思わない、苦労を苦労と思わない、それがブロガーの第一条件だ。怒りにまかせて書いていいのは姑にいびられまくってる嫁と、母の介護で参ってる娘だけだよ」
デイジー・リカ「基本的に親の悪口は書いちゃいけないのね」
あすか「一度書くと、読者は離れてしまう。失うのは一瞬だけど戻ってくるには何年もかかるよ」
あすか「悪い噂を流された場合もそうだ。こっちが悪くなくても、誰かをいじめたと書かれれば、その誰かのフォロワーさんはこっちをフォローしてくれなくなる。どんなにブログをキレイにデコっても、お金を払っても、悪人だと言いふらされたらおしまいさ。それが一生続くんだよ」
ツヨシ「うちのブログもけっこう暗いと思うけどな」
あすか「黙れ無職」
ツヨシ「中学生なんだから無職のほうが普通なんだよ」
あすか「リカちゃん、私のやってるのは言わばブログサークルだ。物語をブロ友さんと合作したり、アイデアを出し合ったり素材を提供したりして助け合って楽しむ。ブログはトップになることだけが全てじゃない。仲良く楽しくやるんだ」
デイジー・リカ「そっかー、ブログサークルね……」
あすか「趣味で作ったものを交換したりすることもあるよ。カメハメハブログはガイドラインが厳しいから、暗いブログはランキングに載らない。だから暗めだったら、小規模で楽しむのもいいよ。ハンドメイド趣味の友達は大抵大人だから、きみが育ちさえよければ相手してくれる。でも、ゲーム実況のヒーローとかは危ない奴多いから連絡先教えちゃだめだよ」
あすか「年齢が上がってくると、スピ系か儲け話のサイトからしかフォローの申し出がこなくなる。そうなる前に、いい友達をたくさん作っておくんだ」
ツヨシ「ぼくならYouTubeだけにしておくけどな」
デイジー・リカ「分かった。リカにとって日常のことは、普通のブロガーさんにとっては怖いことなのね。じゃあおもしろおかしく書いて、羨ましがってもらおう」
デイジー・リカ「あすかっちもブログ書くの?」
あすか「うん。ブログはお世話になった人達へのサービスだからね。暗いことは日記で書くんだよ。『あすかっちみたいな苦労してみたい』と思わせるよう、楽しいこともたくさん書くんだ」
久美子(左)「自虐ナシでブログもつかしらね、あすかっち。日常的にSFな出来事があるのに、安定して書けるかしら」
デイジー・リカ「何気ない日常をギャグにするのが今の流行、ふむふむ」
(着信)
あすか「ナタリーさん、ブログ小説そろそろ完結だから、本にする奴よりあとのは好きに書かせてね」
編集部のナタリーさん『あんたさぁ……今回の入院生活、もうちょっと同情引くように書けない?こんな迷惑な患者、令和の今じゃ非常識よ。他の患者ならとなりの部屋になりたくないわ』
あすか「なんで?みんなお見舞いに来てくれて楽しかったよ」
ナタリーさん『元気に騒ぐんじゃ誰も可哀想だと思ってくれないわよ!痛いだけよ。もっと健気に書き直して。共感してもらえるように書いてちょうだい、自分のことだと照れがあるのは分かるけど、その殻を破るのよ』
百鬼丸「(これがこの『わたしのやさしいおかあさん』を書いた人と同一人物なんでしょうかね……ほのぼのあったかなあすかちゃんって、ウソのあすかちゃんなんですかね……)」
デイジー・リカ「あすかっちもブログでは苦労してるのね」
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書き溜めていたブログを小説化することにしたあすかっち。
みんなに楽しんでもらえるよう、手を加えているようです。
いつもフォロー・イイネ・コメありがとうございます。
ブログは皆様への感謝で出来ております。
明日もまたお会いしましょう。

















