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久美子(手前)「あすかっち、ノンコ叔母さんどうだった?」
あすか(右奥)「腰とお尻以外どこも悪いところないって」
了くん(左)「狭心症じゃなかったの?ニトロ飲んでたろ」
あすか「狭心症だけど、そんなに重症じゃないって」
あすか「お尻はね、ほら、お母さん一日中トイレにいるから。直腸脱でお尻にでっかい梅干しが張り付いてるみたいになっちゃって、気持ち悪いのと痛いのでなんとかしたいって言ってたけど、お医者は手術しても痛みは取れないってさ。でもお母さんはレーザーで日帰りで帰ってこられるって」
久美子「え?今、痔ってそんなもんなの?簡単ねー」
了くん「おれ、そんな話聞いたことないけどな。利用者さんが切ったことあるけど入院したよ」
あすか「悲観主義者のお母さんがあれだけノってるんだから、その通りなんじゃないかな?」
あすか(右)「問題はいっぱいあるけどね。痩せすぎてて麻酔かけられないかもしれないって言ってたし。腰も問題だ。仰向けに寝られないし、手術に耐えられない腰かもしれない。でもすぐ帰ってこられるなら気が楽だ」
久美子(手前)「そうね。心臓もなんともないんじゃね」
アインシュタイン先生「レーザーで日帰り?そんなのはあり得ないよ。ちゃんと切って10日~2週間ぐらいの入院になるよ。お母さんが自分でレーザーで日帰りって言ったの?」
あすか「自信満々でそう言ってたけど」
アインシュタイン先生「うーん、願望と期待が生み出した妄想だね。ぼくは痔は専門じゃないから、紹介状を書いた。今日明日は無理だけど、明後日整形外科に予約を入れてある。腰のレントゲンを撮ってもらって、痔の手術をしてもお母さんの腰がおかしくならないかどうか整形外科と相談するよ。こういうのは手順を踏まないとね。きみはちゃんと学校に行くんだよ。お母さんの心臓が今日明日ってほど悪くなくて本当によかった」
あすか「んじゃ私は今まで何で悩んだり苦しんだり、お母さんファーストで生活してたの?」
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あすかっちが怒るのも無理はありませんが……。
ノンコさんはちょっと苦しいとか痛いとかあると、ものすごく大きく感じてしまう人で、その個人差というものがあって、お医者さんにも長いこと分からなかったのです。ノンコさんの心臓はいますぐどうこうというほど深刻なものではありませんでした。
全ては腰に原因があるのですが、今、ノンコさんの関心は痔のことでいっぱい……。
ぼちぼち神社。
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