昨日いきなり寒くなりましたね。夏の終わりが淋しいです。
久美子「あすかっち、それ綾倉さんと内田さんにやられたの?」
あすか「カミソリで切られた。医者には行ったよ、痕は残らないってさ」
久美子「ええ?みんなに言わなきゃダメでしょう!」
あすか「もうみんな知ってる。綾倉さんは自分が私にいじめられてるって吹聴してるからさ……(内田)奈緒ちゃんとつるんで先生抱き込んで」
あすか「奈緒ちゃんは私に、凍死した旭川の女子中学生と同じことをしてそれを撮らせるか、あるいは顔を切り刻まれるかどちらか選べって迫ってきたんだ。私は恥はかきたくなかったから……」
久美子「嫌な2択だわ。で、アンタ顔を犠牲にしちゃったワケね。ダメよ、こんなのは」
あすか「頬骨の上を切られた時に、了くんとサムライくんが教室に入ってきて、助かったんだけどね」
久美子「ひどい。これは警察に言うべきだわ」
あすか「学校側は警察へは行かないでくれって。綾倉さんはまたも正当防衛だって言ってるからって」
久美子「何が正当防衛よ!2度も女の子の顔を傷つけておいて」
あすか「綾倉さんはなんかの病気だと思う。了くんに対する執着もすごいし、私に対する憎しみも普通じゃない。それは奈緒ちゃんもそうなんだけど」
久美子「アンタを好きな人は沢山いるけど、憎んでる人も同じだけいるってことね」
久美子「こんなのあんまりだわよ。こんなことしておいて綾倉さんは自分を被害者だって言い続けてるなんて」
あすか「サムライくんが、綾倉さんが私に馬乗りになって剃刀を振りかざしてるところを見たって証言したから、もう被害者とは呼ばれないだろうけど」
あすか「警察に言えないのは癪だから、小説にしたよ」
久美子「転んでもただでは起きないのね」
了くん「あすかっち、学校へ行こう」
あすか「おはよう」
キワナ「おはよう。内田さんと綾倉さんは自宅待機だってよ」
薫「当然だよね。あの二人、転校させてほしい」
真夏「もう誰もが、綾倉さんがあすかっちにいじめられてるって話は嘘だって知ってるのにね。綾倉さん、自分と臼田(了)くんはあすかっちに引き裂かれたって言ってるんだって」
薫「ふーん、綾倉先輩の推しは臼田先輩なんだ」
アインシュタイン先生「きみたち4人はね、他の人が喉から手が出るぐらい欲しがってるものを、生まれながらにひとつやふたつじゃなしに沢山持っているんだ。努力もあるけど、多くはホンの偶然だ。だから、他人に悪い心を起こさせないように生きていかなくちゃいけない。それはそんなに難しいことじゃない。まあ、先は長いよ」
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多くのものを持っていることと引き換えに、あすかっちにはトラブルが尽きません。それは他の3人も同じです。
来年の2月17日のぶんまで記事書いてます。どうしちゃったんだか私。
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