奈緒「いいえ、私達はあすかさんをホウキで殴ったりしてません。あすかさんは聡美をいじめていたんです。それは、聡美が臼田了くんを好きだから。あすかさんも了くんが好きなんだと思います。彼女はホウキで聡美を殴ろうとして、聡美は必死で抵抗して、あすかさんは転んでホウキの柄で顔を打ったんです」
聡美「私、とても恐かったんです。あの人、とても恐ろしくて……私のことも普段から悪いあだ名で呼ぶんです。生徒会長の奈緒が味方になってくれなかったら、どんなことになっていたか。あすかさんは悪魔です。嘘がうまくて、みんなを思い通りにするんです」
奈緒「でもそれは、あすかさんがお家の愛に飢えているからだと思うんです。これからは家庭で、彼女を温かく包んであげてください」
ノンコ「あんた、どうしてお母さんの仕事の邪魔ばかりするの?お母さんの一番大事なことは教員の仕事なのよ。あんたまた、学校で、綾倉さんをいじめていたそうじゃない。しかも綾倉さんに殴られたなんて嘘までついて!」
あすか「え?私、綾倉さんいじめてないし、殴られたのも本当だよ?」
ノンコ「あんたお母さんにも嘘をつくの?内田奈緒さんが証言したのよ。あんな優しい生徒会長が嘘の証言するはずないでしょう。今から綾倉さんに謝りに行きなさい」
あすか「お母さん、私は嘘なんてついてないし悪いこともしてないよ!奈緒ちゃんと綾倉さんが共謀して私を陥れたんだよ」
ノンコ「そんなことして、向こうのなんの得になるの?本当のことを言っているのよ。あんたこそ、了くんに気があるんでしょ、この売女!それで了くんを好きだって言う綾倉さんが邪魔なんだわ」
あすか「私、了くんに弟以上の感情ないよ?いやらしい!」
ノンコ「あんたどれだけ人に迷惑かけてるか分からないの?それから、綾倉さんに謝るまで学校へは行かせないわ。親に恥をかかせて!」
あすか「お母さん、私、何も悪いことしてないよ」
ノンコ「そんなこと、誰が信じるって言うの。前科があるのに」
ノンコ「了くんは全寮制の学校へ転校させるわ。もうあんたとは会わせない。あんたも高校は女子高ヘ行きなさい」
あすか「どうしてお母さんは私を信じないの?」
ノンコ「あんたが悪いのよ」
奈緒「大人なんてチョロいねえ。コロッと騙される」
聡美「これからどうするの?」
奈緒「まずは高橋さんのママに取り入って、あの女を学校から追い出したことを誉めてもらおう。それから、響ちゃんを生徒会に入れる。うんと面倒を見て、学校に来られるようにするわ。響ちゃんを立ち直らせたら、私は学校のヒーローになれる。そしたら筑波大附属高の推薦をもらえるわ。あなたも生徒会のお手伝いをしてちょうだい」
聡美「もちろんよ」
奈緒「あの女がいなくなって、淋しくなった臼田くんを根気よく慰めるのはあなたよ。優しくしていれば、いつかはあなたに気持ちが移るわ」
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奈緒ちゃんはとんでもない策略家でした。
綾倉さんは操られてるだけなんですが、あすかっちの弱みを最大級利用して、了くんの心を手に入れようとしています。
果たしてあすかっちの無実は晴らされるのでしょうか?
いつも長文にお付き合いくださり、フォロー・コメ・イイネありがとうございます。恐怖してくださると幸いです。
あ~!今日はどこの局も選挙の話ばっかり!期日前投票行ったよ!








