あすかっちが停学になった | 高峰明日香の明日はどっちだ!

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お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12

あすか「みんなどうしてる?」

真夏「あすかっちが停学になっちゃったから、みんな新しい生徒会長の内田さんと、綾倉さんを恐がってるよ。あすかっち綾倉さんに殴られたのに、あすかっちが綾倉さんを殴ろうとしたことになってるから」

 

真夏「臼田(了)くんはどうしたの?学校来てないけど……」

あすか「毎日鞄持って登校してるけど、学校に行ってないの?じゃあ、バイトに行ってるのかな」

真夏「来づらいでしょうけどね。綾倉さんが毎日、ベタベタ話しかけてたから」

あすか「綾倉さん、了くんが好きなんだよ」

真夏「見てりゃ分かるわ。それであすかっちと取り合いになったって話になってるもの」

あすか「弟だよ?気色悪い」

 

真夏「あすかっち、反省文を出せば停学解けるのよね。キワナちゃんは、嘘でも良いから反省文出して学校に戻った方が得だって言ってるけど、わたしがあすかっちなら、自分が悪くないのに謝ったりはしないから、気持ちは分かる……」

あすか「反省文なんて出したら、一生会長と綾倉さんの奴隷じゃん。もう学校行かない。昨日小説一つ書き終わったから、今日はベビーシッターの仕事入れてる」

真夏「あすかっちは充実してるのね。わたしは淋しいな」

 

あすか「出席日数まずいことになっちゃうけどね。新会長の奈緒ちゃんが私を嫌う理由はよく分かるよ。かつて模範生のいい子ちゃんだった子にとって、私は腹立たしい存在だろう」

真夏「会長はあすかっちが筑波大附属高受けるのをやめさせたいのよ。自分が推薦で行きたいから」

あすか「ハハハ、どっちみち、お母さんには厳しい女子高にしろって言われてるけどね。でも行かないよ」

真夏「じゃあ、逃げちゃうの?中卒でいいの?」

あすか「高卒認定試験やって、大学受験する。どうしても周囲は私に高校ヘ行ってほしくないみたいだから。受験なんてくだらないよ。いい高校へ行っても、また受験しなきゃいけないし。こんなに足を引っ張られるなら、高校行かない」

真夏「ダメよー、やけになっちゃ。高校は行きな」

 

真夏「わたし達、きっとすごく狭くてつまんない世界の中で必死に生きてるんだと思う。大人になればなんてことないって思える日が来るよ」

あすか「私は会議とかプレゼンとか、ビッグプロジェクトとか事務とか経理とか、そういうの向いてないよ。また足の引っ張り合いはイヤだ」

真夏「そうやって人生を無駄にした人、いっぱいいるのよ。理不尽に耐えて戦って勝ち抜いてこそ、やっとご飯が食べられるんだから、負けちゃダメだよ」

 

あすか「真夏ちゃん、きみはいい人だね。いい先生になるよ」

真夏「キワナちゃんも、薫ちゃんも、サムライくんもあすかっちを信じて待ってるのよ。誰もあすかっちが悪いなんて思ってない。ノンコ先生のことは気にしないで、学校へ戻ってきてよ」

 

あすか「分かった。学校へ行く。でも、反省文を出すつもりはないし、綾倉さんに謝罪もしないよ」

真夏「じゃあ、どうやって戻るの」

 

あすか「私を不当に停学にした学校に対して訴訟を起こす」

 

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とはいうものの、停学で学校を訴えるなんてレベルが小さすぎるので、訴訟にならないと思われます。あすかっちは本音では奈緒ちゃんと綾倉さんを訴えたいのですが、この二人は狡猾すぎて。

一度でも停学を食らった生徒を、進学校である筑波大附属高が受け入れることはないでしょう。大学で一発逆転を狙うしかありません。

あすかっちに出来ることは、ペンの力で復讐することです。

 

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