久美子（左）「ふーん。トルーマン大統領って、大統領令で人種差別を米軍から撤廃したの」
あすか（右）「うん。それは戦後のことなんだけどね」
久美子「じゃあいい人なのね」
あすか「いや。戦中はそうでもなかったんだよね」
了くん（奥）「トルーマンは若い頃、恋人に、おじが中国人と日本人を嫌っていて、自分もその影響で嫌いだって打ち明けてるんだ」
久美子（左）「若い頃？」
了くん「戦後は米軍をまとめるのに、人種で仲が悪いとうまくいかないから大統領令を出しただけだよ」
了くん（右）「トルーマンは手紙に、神は白人を土塊で作り、黒人を泥で作った、余ったものを投げたら黄色人種になった、と書いているよ。かれはひどく有色人種を嫌っていたんだ」
久美子（左）「アタシどれにもあてはまらないじゃない」
了くん「トルーマンは黒人はアフリカに、東洋人はアジアに、白人はアメリカやヨーロッパに住むことを強く希望するって手紙に書いてたんだ。かれが戦後どうしてその考えを改めたか分からないけれど、大統領令を出すまではバリバリのレイシストだった」
あすか（中央）「私だってそんなことを言う人と同じ国に住みたくないよ」
久美子（左）「アタシどこに住めばいいのよ」
ツヨシ（右）「ムシャムシャバリバリ、わざわざ分断するようなことを言うのはよくないよ、了くん。みんな仲良くね」
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アメリカ第３３代目大統領・トルーマンの戦後の翻意はどこに理由があるのか分かりません。
しかし、若い頃はこの人はいただけない人だったようです。
この人のおじという人が極端な考え方をしていたのでしょう。
晩年は考えを改めたようですが、トルーマンはおそらく、終生、日本を憎んでいたのではないでしょうか。お互い様でもあるのですけど。