真夏(中央右)「あのW不倫の女優さん、うちらぐらいの歳から活動してたらしいけど、子供3人もいるのになにやってるのかしら。週刊憤春はいつもターゲットを的確に打ち落とすわね」
リュシー「わたしの国ではそんなの当たり前だから入籍はしないの。芸常人のスキャンダルも気にしないわ」
真夏「私は気になるわ。私生活が乱れているのにスクリーンの中で清楚に見せるの許せない」
キワナ「キワナんち牧師館だから、両親、夫婦仲よくするようにいつも気をつけてるね」
あすか(左)「私はあの雑誌いらないと思う。女優が清廉潔白である必要もない。なのに数限りなく才能ある芸能人がツブされてきた。男性はかみさんに2時間怒られましたですんじゃうけど、女性は永久追放が多い。この女優さんももう戻ってこられないんじゃないかな」
リュシー「うん。日本は女性に厳しいよね」
あすか「この女優さんの旦那ああしろこうしろうるさかったらしいし、イヤになっちゃったところで話聞いてくれそうな人に走っちゃったんじゃないかな。かわいそうだよ」
真夏(右)「だったら離婚を先にすべきだわ。今回のは向こうにも家庭があるから彼女ひとりの罪じゃないけど、そのぶん不幸になった人が倍なんだから、社会的責任は大きいわ」
ウラン「人間ってそんなに簡単に次の相手見つかるもんじゃないと思うけどな。新しいのが見つかってからってパターン多くない?」
あすか「彼女は女優業のかたわらで旦那の仕事も手伝ってたし、色々疲れたんでしょ。不倫していい理由にはならないけど、夫婦ってちょっとしたことで仲壊れちゃうもんだよ」
キワナ「あすかっちやけにその女優さん庇うな。あすかっちの両親って死別で、しかもお父さん艦とともに海に沈んだね。悲しくないのか?新しいお父さんお医者だから?」
真夏「キワナちゃん、あすかっちの実のお父さんDVで、夫婦仲良くなかったのよ。ずっと離れて暮らしてたの。今、新婚ほやほやだから幸せね」
蓼科先生「みんな~、ホームルームはじめるわよ~」
あすか「お父さん、この高級クラブのママの名刺なに?廊下に落ちてたけど」
アインシュタイン先生「え?知らない」
あすか「仏像喫茶のオーナーのマクレーンも名刺見てニヤニヤしてたよ」
アインシュタイン先生「実はマクレーンに誘われて……でもホステスさん達には指1本触れなかったよ、信じてあすかちゃん」
あすか「お母さんには黙っててあげるから上野科学博物館連れてってェ~」
アインシュタイン先生「スカイツリーって言わないところがきみらしいね」
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あすかっちがパラレルワールドにいたとき、緑中学に蓼科先生とグレイス先生がいました。この二人はあすかっちが聖フルール女子学院にいたころの先生ですが、あすかっちかが退学して緑中に転校してからは連絡を取っていません。ですから、あすかっちがパラレルワールドから帰ってきた時にはフルールに戻っていなければならないはずです。ところがあすかっちが引きずっていた次元のひずみは、この蓼科先生とグレイス先生が引き受けてしまいました。それで今も、この二人の先生は緑中学にいるのです。代わりにフルール女子学院で教えているのは……誰?












