アインシュタイン先生(右)「ああ~まだかな、まだかな、ノンコさん、退院してくるの」
あすか(左)「もうすぐ来るよ」
アインシュタイン先生(右)「ああ~、抑えきれない、このどどめきを」
久美子(中央手前)「ときめき、でしょ」
百鬼丸(右の隅っこ)「(先生、すっかり飛んじゃってますね)」
アインシュタイン先生(右)「い、今何時」
あすか(左)「それ聴診器。時計じゃないよ」
久美子(奥)「アインシュタイン先生、興奮しすぎてるから落ちつくまで押し入れ入れておく?」
あすか「自分のいないところで盛り上がられてることほど不快なことはないよ。よそう」
了くん「お父さん、落ちついて」
あすか(右)「あ、タクシーの音」
久美子(中央)「あんた耳いいわね」
了くんの声「お父さん、左手と右手が交互に出てるぜ」
がちゃっ。
あすか「おかえりなさい、おかあさん!……あれ?」
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ノンコさん、帰還。
お母さんの胸に真っ先に飛び込んだのはあすかっちでした。
しかし、「あれ?」とは?