【息抜き劇場】尾形光琳の画 | 高峰明日香の明日はどっちだ!

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1/6のSFホームドラマお人形劇場やってます。PCオススメ。
ジェニフレ・バービー・12インチフィギュア達で構成されてます。
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私が監督でドールは役者です。記事は予約投稿です。

あすか「あー、志麻子ちゃん。昔の髪型に戻したんだね」

志麻子「自由に戻ったわ。ところで、あすかっちの新しいおとうさん、絵画がお好きなんですってね。いいお土産があるの。ボストン美術館の展覧会が日本に来たとき、ミニチュア画を買ったんだけど、押し入れに入ったままだったの。もらってくれるかしら」

 

志麻子「これ、松島図屏風っていうんだけど、尾形光琳のよ。尾形光琳知ってる?」

あすか「江戸時代のすごく有名な画家ってことは知ってる」

志麻子「ふーん。これはもともと俵屋宗達って画家が描いてたものを、光琳が4回も真似して描いたのよ。堺の豪商に頼まれて屏風に描いたのね。」

 

あすか「歴史があるんだね」

志麻子「もちろんよ。これはそのミニチュアだけど。その後、堺の祥雲寺というところに寄贈されて、20世紀初頭まではそこにあったの。アメリカのフェノロサって文化人が買って、本物は今、ボストン美術館にあるってわけ。日本にあったら国宝よ」

 

志麻子「どう?」

あすか「分かった。もらっておく」

 

志麻子「いい?」

あすか「うん」

 

アインシュタイン先生「ん?尾形光琳の松島図屏風じゃないか」

あすかっちの声「友人の志麻子ちゃんにもらったの。アインシュタイン先生、画が好きでしょ?だから」

アインシュタイン先生「うん。でもテディベアに抱かれているより……」

 

アインシュタイン先生「ちゃんと台に飾っておいたほうがいいんじゃない?」

あすか「熊さんのほうが可愛いよ」

 

アインシュタイン先生「台に飾ろうよ、台!」

あすか「熊さん」

アインシュタイン先生「台がいいよ」

あすか「熊さん」

アインシュタイン先生「台!」

あすか「熊さん!」

 

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この松島図屏風、ガチャです。どなたかからいただいたものです。いつ頃かな。何円も前かな。もうほんとうにずいぶん前のことです。

どなたか失念してしまってスミマセン。

ありがとうございます。

こうしてこのガチャも日の目を見ることになりました。

 

志麻子編の主人公だった志麻子ちゃんもお久しぶりです。タイムマシンを使わなくとも、昔の金髪に染めた、おっきなリボンの志麻子ちゃんに戻りました。

 

それにしてもアインシュタイン先生、絵画を集めるのが好きですねえ。