あすか(右)「久美子ちゃん聞いて!いいお話!お父さん生きてたの!でも、どこかの島で別人として魚釣って暮らすって」
久美子(左)「あの義叔父さんが?……どこかの島でって、それよそに逃げるってことじゃない。よそで別の家庭作ったってコトでしょ。どこがいい話?」
あすか「お母さんもアインシュタイン先生ともうじき籍入れるよ。二人とも幸せなんだから、もうそういう話は止めようよ」
あすか「それにお父さん生きてるってことはいつかまた逢えるってことじゃん」
久美子「あたしはあの義叔父さんが自分の父だったら逢いたくない」
あすか「いや、完璧な親はいないよ」
ビーちゃん「(久美子ちゃん、こういう時は一緒に喜んであげるんだワン)」
久美子「ま、とにかくよかったわね。あの義叔父さんが艦と運命を共にするはずないものね、よく考えたら」
あすか「うん」
あすか「百鬼丸にもいつか、お父さんを紹介してあげる」
百鬼丸「(アインシュタイン先生のような人格者だったら逢いたいです)」
久美子(奥)「じゃ、学校行ってくるわ」
あすか(手前)「行ってらっしゃーい」
久美子「あすかっちひどいわよ。あたしはもうどっちとも逢えないんだからね」
あすか「……そうだったよね……ごめん」
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重い話続いてすみません。
もうちょっと明るい話模索中です。
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