この物語はフィクションです。
あすか(右)「ツヨシくん、いい加減花織ちゃんを無視するのはやめてもらえないだろうか。露骨にひどい態度取るのは学級委員長の私としては見過ごせない」
ツヨシ(左)「ぼくは花織ちゃんが嫌いだよ。嫌いな奴から好かれたいとは思わない」
あすか「だけど花織ちゃんはきみのこと」
ツヨシ「知ってるよ、花織ちゃんはぼくに気がある。でもぼくには、そんなこと関係ない。いくら可愛い子でも、ものを大事に使わない子に好かれたくない。女子ってのは、いつでも自分ひとりがちやほやされたい生き物だ。男子は、ちゃんと序列を守る。遠慮のない女子は嫌いだよ」
あすか「だけど、クラス内の雰囲気が……」
ツヨシ「雰囲気なんてどうだっていいじゃないか」
あすか「だけど学級委員長としては――」
ツヨシ「学級委員として、じゃないだろ?それは欺瞞だね。もとはといえば、あすかっちがうっかりぼくに話しちゃったことが原因で、ぼくが花織ちゃんを嫌うようになったから、花織ちゃんと関係がまずくなるのが嫌で、それを埋めたいだけだ。あすかっちの都合で嫌ったりくっつけられるのは迷惑だよ。でもこのこと、あすかっちの立場では花織ちゃんに言いづらいだろうからぼくが言う」
ツヨシ「もしもし花織ちゃん?もう、ぼくにつきまとわないでくれないかな。ぼく、花織ちゃんキライなんだよ。だからもう寄ってこないでくれるかな」
パン!
ツヨシ「……」
百鬼丸「(あすかちゃん、どこへ行くんですか?ぼくもお供します、がうがう)」
ツヨシ「ふう。ずーっとモテたいモテたいと思ってたけど、いざスクールカーストの元女王に好かれたら……」
ビーちゃん「(そういうものかい?ぼくには分からないワン)」
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その日から、花織ちゃんは学校へ来なくなりました。
※花織ちゃんがツヨシくんに嫌われた理由は、花織ちゃんが駐めるところのなくなった駐輪場に自転車を立てかけておいたら、警備員のオジサンに自転車を目の前で片付けられてしまうまさにその時、オジサンに怒られるのが恐くて「それ私のです!」と言えなかったことを、うっかりあすかっちがツヨシくんに話してしまったのがきっかけです。
身体の小さい女子にとって、大人の男の人の怒鳴り声は恐いものです。でも、自転車を取り戻すことより、怒られないことを選んだ花織ちゃんを、ツヨシくんは卑怯だと思ってしまったのです。普段は口の固いあすかっちの痛恨のミスでした。詳しく知りたい方は↓
https://ameblo.jp/ventrue/entry-12574543368.html
をご覧ください。
しつこいようですが、これはフィクションです。ごっちゃにして私の人格を疑わないでくださいね。
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