久美子(左)「あすかっち、なんで砂漠が出てくる歌ばっかり聴いてるの?」
あすか(右)「これは松任谷由実の『砂の惑星』だよ。我々が生まれる前の歌さ。この歌だと砂漠ってロマンチックな気がするけど……実際の砂漠は恐ろしいものだよ。ブラジルの森林火災で地球生物の1割が危機にさらされている」
久美子「火災、いつ止むのかしら。森林伐採が原因で起きたのよね」
あすか「止まないよ。付け火だもん」
久美子「え?」
あすか「ブラジルの大統領が農家に、森林に火をつけることを奨励してるんだよ、たぶん」
久美子「なんで?」
あすか「あそこ、牛肉の名産地でね。農家はもっともっとお金持ちになりたい。森林を焼きはらって牧草地にしたいのさ。森林にいくら貴重な生物がいてもブラジルには一文にもならないからね。ヨーロッパがいくら貴重な種を保存しろと言ったって、ブラジル側としてはかつて地球に無茶をして繁栄したヨーロッパにそんなこと言われたくない。自分たちもいい思いしたいからね。でもそれも限界がある。最後は砂漠が広がるんだ」
久美子「日本でどうしてそのこと報道しないの?」
あすか「日本だって安くて美味しい牛肉が食べたい。最近、日本じゃ魚がろくに捕れないのでどんどん肉志向さ」
久美子「そんな……」
あすか「だから森林は燃え続けてるわけ。と思うんだけど」
久美子「どうしたらいいの?」
あすか「我々には何もすることは出来ない。森林が失われたあと畑を作って、土地がだめになったらまた別の森を焼き畑して、牧草地帯んなって……よその国のことだから、口は出せない」
久美子「……」
百鬼丸(左)「(なんということです、がうがう)」
ビーちゃん(右)「(百ちゃん、落ち着いてワン)」
あすか「森林を焼いて出来た砂漠は、歌や物語に出てくるような美しい光景じゃないよ。だから歌聴いてて、むなしいね」
百鬼丸「(うむ。それは正しいですがうがう)」
久美子(左)「今の話、何かになるの?」
あすか(右)「ガッコの研究発表にしたいところだけど、憶測だけで発表は出来ないよ。『……と思う』、ばっかじゃ裏付けないもん」
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しばらく似たような展開が続いていたので、違う話を書いてみました。
そしたらこんな憶測話になってしまいました。って憶測でこんなこと書いていいのか分からん。石投げないでね~!







