キラりん「私、医学部目指すのやめようかなぁ。女子だけ合格最低点を高くしたり、男子よりコミュ力高いから面接は一律20点減点したり、だったら男子の数学も減点しろって思っちゃうわよ。何だか馬鹿馬鹿しいわ」
ゆきな「え~?駄目だよキラりん、夢を諦めちゃ。キラりんならきっと合格するよ。女子だから医学部入れないなんて許されないよ!」
あすか「最初から募集要項に男子300名女子50名とか書いておいてくれたら受験料も受験にかけた費用も無駄にならなかったのにね」
ゆきな(右)「それも駄目!男子も女子も公平に、成績よかった順に入学させなきゃ」
あすか(左)「どっかの医科大学が、そうすると女子大になっちゃうって言ってた」
ゆきな「なお許せない!」
あすか「医者って男が多いもんなあ。面接で『なぜ看護学部でなく医学部を受験したのか』とか『結婚するつもりはあるか』とか訊かれるんだってね。女は看護師に甘んじてろってことだ。もう平成も終わろうってのに古い世界だよ」
ゆきな(中央)「キラりん、絶対、夢を叶えて!諦めたら駄目だよ。あと5年も先じゃないか、きっとその頃までには改善されてるよ」
キラりん(右)「うちは浪人できないからね。現役かお嫁さんかどっちかなのよ」
ゆきな「えー、いまどき!」
あすか(左)「医者が男のほうが患者が安心するのかね。産婦人科は絶対、女医でなきゃイヤだけど」
ゆきな「だよね、だよね」
ゆきな(左)「ね?女医キラりんを必要としてる人はたくさんいるよ」
キラりん(右)「どうかしら。眼科と皮膚科と麻酔科しかいないんじゃない?」
あすか「じゃ、女子医大に行けばいいよ。簡単じゃん」
キラりん「…ん~、お金かかるし」
アルフレッド現る。
アルフレッド「杉下さま、朗報です。聖フルール女学院に医学部が新設されます。成績がよければ今のままエスカレーター式で入れますよ」
キラりん(右)「えーっ」
ゆきな(奥右)「よかったね、キラりん」
あすか(左)「シスター・クラレンスの手腕だね」
あすか(左)「じゃ、食べよう」
ゆきな(中央)「キラりんの合格を祈って」
キラりん(右)「まだ先よ。お勉強コツコツ続けるわ」
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こうやって書いてみると、あすかっちって主役キャラじゃないですね。
正義感の強いゆきちゃんのほうが自然と前に出ます。
ところで、ゆきちゃんも返済の必要のない奨学生になったし、シスター・クラレンスはいったいどこからお金を捻出しているのでしょうね?











