あすか(中央)「♪盗まれた過去を探しつ~づけて♪おれはさまよう見知らぬ~街を~♪ただいま~」
ふたり「…」
あすか「どうしたのふたりとも、雰囲気険悪じゃん」
久美子(右)「パコが、私が100均に凝ってるのが気に入らないのよ。みみっちぃとか安い買い物アピールうざいとか」
あすか(上)「なんで?100均はティーンにはありがたい存在だよ、なんでも売ってるし」
パコ「私、今日帰るんだけど、お姉ちゃんお餞別に100均の布で作ったハンカチくれたの。あんまりじゃない?」
あすか「そ、それは久美子ちゃんが家庭科の成績アヒルだから、最初からいい布で縫ってもいいものは作れないからだよ、いい布高いし」
久美子「誰がアヒルよ」
パコ「お姉ちゃんの気持ちがこもったものだと思えない。残念だわ」
あすか「私だって時々裁縫するけど、縫い目1㎝ってとこだよ。服作りだってはじめは誰でも下手なもんだよ。100均ハンカチは久美子ちゃんの初作品ってことでいいじゃん、初作品もらえたんだよ」
パコ(右上)「じゃ」
あすか(左)「パコちゃん!」
久美子(右下)「いいのよ、放っておいて」
一週間後。
パコちゃんから手紙。
久美子「パコからだわ。『お姉ちゃん、こないだはありがとう、そしてごめんなさい。友達がお姉ちゃんが作ったハンカチ、クールだって言ってくれました。100均のお店の存在を教えたら、みんなそこへ行って、日本はワンコインずつでなんでも揃うアメイジングなところだ、素晴らしいと言ってました。お姉ちゃんのハンカチ大切に使うね。パコより』…ふーん」
あすか「よかったねえ久美子ちゃん」
久美子「今度はこのリバティーの布でスカート作ろう。縫うのはあんたよ」
あすか「えー?パコちゃんへ?」
久美子「ううん、今度はあたしが穿くの」
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もうちょっと暖かくなってからの方がいいんじゃないかしら久美子ちゃん。
※アメリカなどでも百均みたいなお店はあるそうです。知らせてくれたあおいさんありがとうございました。
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