Halloween当日。
アルフレッド「奥様、お嬢様、お帰りなさいませ。病院と有機野菜スープのお店はいかがでしたか?」
ノンコ「病院は注射打ってきたから。スープは美味しかったわ」
アルフレッド「これで少しは体調のほうも落ち着かれるとよいのですが」
ノンコ「そうね、体調がいいというわけじゃないけど、今日のHalloweenの引率は出来るわ」
アルフレッド「ご無理なさいませぬよう」
あすか「具合良くなってないなら、Halloweenの引率、私が引き受けるよ」
ノンコ「うちの町内会では大人でないとダメなのよ。出ないと世間様に顔向けできないし、石ぶつけられたり、何か災害があった時うちだけ避難の知らせが来なかったら困るでしょ。みんな嫌な仕事なんだから、よけい出なくちゃダメ。あんた達はお菓子もらいに来る子供達を出迎えて」
テルコ「ノンコ、あんた正気?引率できる身体じゃないわよ。あたしも出るんだからノンコ寝てなさいよ」
ノンコ「仕方ないのよ、やりたがる人いないし。アルフレッドまで出ることになっちゃったから、代わり頼むってわけにもいかないし」
ノンコ「じゃ、お留守番よろしくね」
久美子「ちょっと、なんでノンコ叔母さん行かせたのよ。止めなさいよ」
あすか「お母さんは命より世間体が大事な人だから。あの鋼の信念を曲げるなんてこと、誰にもできないよ」
久美子「病気のこと言えばよかったじゃない」
あすか「そしたらお母さん、外歩けなくなっちゃうじゃない」
あすか(右)「そろそろ2個目のケーキが焼ける。ホイップいるね」
久美子(左)「信じられないわ」
久美子(右)「あんたも、具合悪い時、町内会の仕事やり通すの?」
あすか「まさか。石投げられようが放火されようが、誰かに代わってもらうよ。後日、代わってもらった人の家にクッキーかケーキ持ってお礼に行って、それでおしまいにするよ」
久美子「放火されることはないと思うけど、それを聞いて安心したわ」
あすか「さ、汚すから着替えよ」
ピグモンのお客「トリック・オア・トリート?」
あすか「ようこそ。ケーキ食べていって」
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と、ノンコさんが引率に出掛けるまでには、七面倒くさいことがあったのでありました。
明日は万聖節、すべての聖人の日。一般の人はHalloweenがメインのように思っているようですが。
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