あすか「…らしい」
あすか「絶対最後までちゃんと読んでない。気に入らない言葉があると脊髄反射でクレームが来る」
ノンコ「今はネットがあるからね」
ノンコ「林真理子さんだって昔、デビューしたての頃はバンバン叩かれたのよ。文庫の解説に『なにがルンルンだ』とか書かれて、でもその結果名前覚えてもらえて、本が売れて仕事がたくさん来て、今じゃ大御所よ。『白蓮れんれん』や『下流の宴』面白かったでしょ?最初はいろんなことあっても、めげずに書き続けたから立派になったのよ」
ノンコ「まあ、今で言えばそうなるわね。でも林さんはわざとそうしたわけじゃないけど」
あすか「林さん強いもん。今は『何を書いたか』より『誰が書いたか』がすべてだから…」
ノンコ「世相批判に逃避するより新しい小説でも一本書いたらどう?とにかくたくさん書きなさいよ。中には面白いって言ってくれる人も出てくるかもよ」
ノンコ「そりゃ机の前に座ってるだけじゃだめよ。書を捨てよ、街へ出よう、のつもりでいつもと違うことしたら?」
ノンコ「あすかちゃん、作家は人に好かれようなんて思っちゃダメなのよ。キャラクター重視のライトノベルはともかく、文芸を志すなら、嫌われるぐらいがちょうどいいの。生意気だと思われたらしめたものよ。気むずかしいと思われた方が得なの」
ノンコ「どこも厳しいわよ。厳しくない仕事なんてないわよ。もしも自分にとって楽しくて仕方ない職場があったとしたら、それは陰で誰かを踏みつけているの。愛されるより怖がられていることを自分で選んだってことよ」
ノンコ「普通のお仕事も普通の奥さんもストレスいっぱいよ。どこ行ってもラクな場所なんてない。だけどどうせなら、向いているお仕事についたほうがいいでしょ?」
あすか「…」
ノンコ「とにかくね、この人には何を言ってもいいんだって編集者に舐められるような人間にだけはなっちゃダメ」
あすか「…私は怖がられたくなんかないんだけど…」
ノンコ「甘いわよ。食べていくためには、いつも戦ってなくちゃ。結果を出さなきゃ人はついてこないわ」
あすか「お母さん、昔は聞き分けのいい子でいろって言ってたのに。扱いにくい子になるなって言ってたでしょ」
ノンコ「その時期はもう終わったの。今度はいかに人がついてくる文を書けるかを自分で考えなさい」
あすか「勝手だね」
ノンコ「親なんてどこもそんなもんよ、過剰に期待しないで」
ノンコ「出掛けるの?」
あすか「うん」
(ノω・、)(ノω・、)(ノω・、)(ノω・、)(ノω・、)(ノω・、)
どこかわがままでないと務まらない仕事。
実際、白を黒といい、にらみをきかせていないと仕事が出来る人間だと思ってもらえない職場はどこにでもあります。
子供の頃、学校は理不尽のカタマリでした。級友は大人になれば自然に分別がつくと思っていましたが違いました。
「三つ子の魂百まで」です。
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