ベガルダ仙台2ー1ガンバ大阪
得点者【ベガルダ仙台】菅井(53分)、赤嶺(85分)
【ガンバ大阪】アドリアーノ(65分)
完敗・・・攻撃に厚み加えられず、最後はスタミナ切れで攻撃陣と守備陣で攻守分業になってしまってチームとして機能せず・・・シュート4本って・・・・でも、アドリアーノは6試合連続ゴールのクラブ記録達成!!しかし後半はチームシュートその1本のみ・・・・
ガンバ大阪 (Jリーグ15節、VS仙台)
9アドリアーノ
10二川孝広
11宇佐美貴史
8佐々木勇人
7遠藤保仁
17明神智和(CAP)
13金勝龍
21加地亮
30内田達也
2中澤聡太
1藤ヶ谷陽介
9アドリアーノ | |||
10二川孝広 | |||
11宇佐美貴史 | 8佐々木勇人 | ||
7遠藤保仁 | 17明神智和(CAP) | ||
13金勝龍 | 21加地亮 | ||
30内田達也 | 2中澤聡太 | ||
1藤ヶ谷陽介 |
【選手交代】HT、MF13金勝龍☛MF23武井択也
73分、MF8佐々木勇人☛FW14平井将生
89分、MF10二川孝広☛FW22李根鎬
【ベンチ入り】GK19木村敦志、DF3金正也、5山口智、FW18川西翔太
宮城県出身の勇人がリーグ初先発!!課題の多いDFラインはそのままで、タケ&グノがベンチスタート
開幕から毎試合失点を続けるなか、前節も2失点を喫したDFラインのキャスティングはいじらず。タケとグノという運動量の多いハードワーカーをベンチスタートとしてキックオフを迎えたガンバ。
ボールを”持たされた”前半に苦戦&消耗
仙台の組織された守備ブロックに苦しんだ序盤のガンバは、ボールを”持たされた”印象。なかなか縦パスが入らず、DFラインで回すだけという停滞したムード。
それでも14分に、縦へのロングフィードから抜け出した宇佐美が左サイドゴールライン際まで突破してループシュート!!も、枠にはいかず・・そもそも中に何人か入って来てたらクロスでアシストする場面だったんですが、誰もいませんでしたね。
それでも30分過ぎぐらいまでは、DFラインを高く設定して、中盤のプレスでボールを奪う場面が多く、攻めきれてな買ったものの、相手に攻められる隙は与えなかったんですが、ハードワークしすぎたのでしょうかね?前半ラスト5分ぐらいで相手の猛攻をうけてしまいました。
特に守備の不安のあったスンヨンを狙い撃ちされたかのように、相手SB菅井の積極果敢な攻撃参加と関口のキープ力が冴え渡りました!!弱点とストロングポイントがマッチアップする最悪のシナリオでした。
それでも何とか凌いでスコアレスで前半終了。
守備に不安のあるスンヨンに替えて、タケを左SBに投入。宇佐美をFWに近く配置し、後半スタート。
交代だけでなく、左サイドのスペースは修正が必要だったはず・・
前半終盤に狙われ続けた左SBにタケが入り、守備に不安のある宇佐美が前線に入ったことで落ち着きを見せるかに思われた左SBでしたが、引き続きスペースを与え続けました。狙われてるだけでなく、相手のストロングポイントなだけに、選手交代だけでなく、しっかりとした戦術的アプローチの修正を施さなければいけないはず。でしたが、交代したまんまの状況で関口にペースを握られ続けて防戦一方に押し込まれました。
また、相手ワントップの赤嶺に対して聡太が揺さぶられる事も多く、いろんな所にスペースを与えて、相手の2列目に飛び込まれて利用されてました。聡太と内田というコンビネーションが合わないんでは?と数試合観てて思うのですが、どうでしょう?
で、試合の方はそういった関口、菅井の圧力に押されてチーム全体が押し込まされたガンバは、相手にセットプレーを多く与えていき、53分に、何度か続いていたCKから菅井の頭で合わされて先制を許しました。
この菅井選手。右SBでありながらゴール前にも進出する面白い選手であり、過去何年もガンバがオファーを出し続けた選手。さすがに観てて躍動感のあるプレイには驚かされますねえ。勇人と右サイドで組ませたらどうなるか?と想像してしまいます。ゴールまで決めちゃいました。
またもアドリアーノの『個』で同点も、後半のシュートはこの1本のみ。
対するガンバも、低めの位置でのパス回しから、エリア内に一瞬抜け出したアドリアーノの足元にフタさんからの超絶技巧のパスがおさまり、GKとマーカーのDFを持ち前のフィジカルで振り切って同点!!バレーみたいなゴールでした(笑)ただ、エリア内には他に誰も入って来てなかったのが残念。いかにも『個』で奪ったゴールの証明でした。
その後は同点にした勢いで畳み掛けるか?と思いきや、スタミナ切れか?中盤が遠藤とミョウさんの二人だけになる事が多く、間延びした陣形も苦しい方に転び、防戦一方な展開に。
勇人に替えて、将生を投入して2トップにする、という”お決まり”の交代カードも全くリズムを変える事なく空振り・・・。いつヤラれてしまう?っという苦しすぎる展開で、仙台は経験豊富な元日本代表FW柳沢敦を投入
これが利いた!!85分、その投入されたばかりのヤナギがマーカーの内田を背後に背負いながら巧みにくさびになり、右サイドからサポートに入った角田のスピードを活かすポストプレーで繋ぎ、そのままスピードに乗った角田が縦へ突破して逆サイドフリーになっていた赤嶺にグランダークロスが通って決勝点!!
関口のスピード、突破力はもちろん、赤嶺のポジショニングやマークを外す動きもさる事ながら、それらは前半からガンバの脅威となっていたはず!!!それらを繋ぎ合わせたのはヤナギの何気ないポストプレーの精度の高さだったはず!!!この時間で頼りになる経験豊富なFWの存在こそが現ガンバの足りない点でもあるのでより一層痛感した決勝点でした。
ガンバは結局、後半のシュートは同点ゴールの1本のみという寂しい出来に終わりました。
シュートを打てないだけでなく、バイタルエリアを攻略出来ず、中盤深くからのロングボールが多く、攻撃に厚みがありませんでした。そのロングボールを拾ってキープしてからバイタルエリアでサポートを受ければ厚みは出たはずなのですが・・・難しい。
いろいろ仙台の強みが、ガンバに足りない点を感じたゲームでした!!!
それでは最後に個人採点をお楽しみ下さい☆
スタメン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
GK藤ヶ谷陽介5.5ファインセーブがあったものの、最近クロスに対して揺さぶられる場面が目立つ。これはDFラインの左側との連携が良くないからか?
DF加地亮5.5珍しく攻守共に後手にまわりすぎたか?サイドで相手に数的優位を作られ、その対応に追われ続けた。もちろん火だるまにならずに対抗してたのは流石!!
DF中澤聡太5.0ちょっと赤嶺ひとりに手を焼きすぎた。掻き回されてマークの受け渡しも上手くいかずに起点を作られた。最後は決勝点まで奪われる。
DF内田達也5.5粘り強くついていけるアジリティもあり、何度もサイドを突破してきた関口に付いていっていた。なので、彼を弱点である左SB起用がいいのでは?
DF金勝龍(45分まで出場)5.5特に悪い感じはなかったものの、前半ラスト5分の相手の猛攻時に、対面する関口と菅井にスペースへの侵入を許しすぎて前半で交代。攻撃面でもまずまずだった。
MF明神智和5.0DFラインと連携が呼吸が合わないか?ボール狩りがほとんど見られず。中盤の選手のポジションも悪く、遠藤と二人だけの中盤になっていた。
MF遠藤保仁5.5前半は運動量豊富にプレスからボール奪取してポゼッションに貢献したものの、後半は前の4人が攻撃に傾き、中盤が二人だけの状態もあり苦戦。
MF佐々木勇人(73分まで出場)5.5右サイドからどんどん圧力をかけたかった狙いも、スペースを消され縦へのスピードを活かせず。ならば、と中央突破も試みるなど幅広く動くも連動できず。
MF二川孝広(89分まで出場)5.5同点ゴールのアシストは確かに見事なタイミングと精度。しかし、もう少しドリブルできないと決定的な場面には絡めない。パサーなだけでは厳しい試合だった。この出来なら、せめてタケと連携して守備に意識を傾けて欲しかった。
MF宇佐美貴史5.0前半のループシュートに持ち込んだ場面などもあったが、あまりにもボールへの絡みが少なすぎる。FWのように起用された後半も存在感薄く、キープ力活かせず攻撃の起点となれなかった。
FWアドリアーノ5.5ゴールシーンは見事なボディバランスとパスの引き出しの動きとタイミングだった。あとは・・チャンスメイクもできる選手なだけにもったいない。
途中出場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MF武井択也(46分から出場)4.5全てを後手にまわし、関口&菅井という相手の武器のであるサイドでのストロングポイントを出させてしまった。また、周囲との連携もなかったのも寂しい。
FW平井将生(73分から出場)5.0????出てた?
FW李根鎬(89分から出場)短時間出場のため採点不可。
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