モダンPIGからヴィンテージへ | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

所用で時間が取れなく2024年の春は全くと云って良い程サーフィンとは無縁だったが、初夏を迎えた頃からは徐々に平穏な時間を取り戻す事が出来、気付けば休日の朝は100%海に足を運べている。

 

 

 

リハビリを兼ねながら乗り継いで来たイージーなモダンPIG群・・・

波質の影響は多大にあれど、シッカリと楽しい時間を過ごす事が出来た。

 

 

ジム・フィリップス、ランスカーソン、ダノー、クーパーフィッシュとひと月に渡って乗り比べてみたが、ここまでモダンPIGに乗り続けていると何故かヴィンテージPIGが恋しくなって来る。

 

 

そんな訳で、この辺でモダンPIGとは一区切りを付けて次の休日からはヴィンテージPIGに乗り換えよう。

いや、待てよ・・・

まだ、久しく乗っていないモダンPIGが山ほどあるじゃないか?

タナ―、アンドレイニ、ビングフェラールPIGと思い浮かべたら切りが無い。

 

 

やはり、ここはひとたびヴィンテージPIGに身を委ねて・・・

いや、偶然にも折角レッドPIGが続いたので最後はこれで締めるのも良いかも知れない。

 

 

そう、ダベンポートのPIGで!

このボードは、クーパーフィッシュのPIGと並んで非常に相性の良いボードなのでリハビリ最終局面には最適なPIG出る事は間違いなさそうだ。

 

 

このフィンのフィーリングを久しぶりに堪能できるかと思うと自然とアクセルを踏む足にも力が入ってしまう。

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そして、いつもの通い慣れたポイントに到着・・・

普段は殆ど人影が無い早朝のポイントも夜明けが早いせいなのか?はたまた、メジャーポイントの駐車場が有料だからなのか?いずれにしても見掛けない他県ナンバー車で賑わっていた。

 

 

この日は海面はフラット、そして、綺麗にブレイクした腹胸の波のセットがスローペースでサーファー達をもてなしていた。

 

 

うーん・・・

良いねぇ。

 

 

今日の波はPIGには最適かな?

この波だったら永遠の初級者である俺でも存分に遊べるかな?

 

 

そして、いざ、海へ!

 

 

スローペースなセットの恩恵もあり、久しぶりのダベンポートPIGは期待以上に楽しい時間を齎せてくれた。

 

 

少々ホレ気味の波で程良く効いたノーズロッカーとキックテールの恩恵もあり、早々に息がある程クイックに波を捕まえる事が出来た。

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更には、この巨大なハーフムーンが形状を感じさせない程、シッカリと反応してくれた事もありロングライドも堪能する事が出来た。

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アダム・ダベンポートのシェイプスキルの恩恵もさる事乍ら、やはり、この日のPIG向きの波が様々な恩恵を齎せてくれいる事を実感出来た次第である。

 

 

時間を忘れてサーフィンの没頭していた事もあってか?見回してみると辺りには無数のロングボードが犇めいた事に気付いた。

 

 

この先は波取り合戦になってしまうな。

俺は40分程度の来れるし、既に2時間も楽しませてもらったのだからと早々に引き上げ、自宅に戻りレッドPIGを並べて楽しむ事としよう。

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左からダベンポート、ダノー、クーパーフィッシュ・・・

同じ様に見えて全く異なるアウトラインを有しているPIG。

 

 

勿論、違うのはアウトラインだけではない。

ご覧の様にハーフムーンに至っても各々が独特な形状をしている。

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いやいや、楽しいではないか!

海で楽しんだ後は自宅でボードを並べて良い大人がニヤニヤとボードを眺めている。

傍から見たら変態と思われそうだが、これが楽しいんだから仕方がない。

 

 

さて、次はヴィンテージPIGだな。

でも、人が犇めく8月のビーチにはヴィンテージは向かないのでサーフィンは9月まで休息するとしよう。

 

 

Keep Surfing!!!!