自分の技量は充分に熟知している・・・
そう、結論から云ってしまうと永遠の初級者なのだから「何に乗っても同じ」なのかも知れないが、「乗り易いボードとは何ぞや?」みたいな事は多少は熟知しているつもりである。
限られた休日でのサーフィンを楽しむ為に乗り易いボードという選択は間違っていないのだが、やはり、俺自身は悪戦苦闘の末に得られた達成感を満喫できるボードの方が好みである。
そんな想いの中でも時折イージなーボード・・・
そう、PIG等に乗ってしまうと「他にはどんなイージーなPIGがあったっけ?」と妙な探求心に駆り立てられ、ここ最近は敢えてイージーなPIGをチョイスしてしまう事がある。
ジム・フィリップスのPIGに始まり、ランス・カーソンのPIG・・・
そして、それらに匹敵するイージーなPIGと云えば、コレしかないだろう!
真紅のボトムに独特のハーフムーンが装着されたモダンPIGの名品・・・
ダノーのHOGである。
俺に中では「イージーなPIG」と云うと真っ先にコレが頭に浮かぶ・・・
程良く効いたノーズロッカーの恩恵もあり、波を選ばず突っ込めるだけでなく、強烈なキックテールの効果も相まって巨大なフィンを装着しているにも拘わらず軽快なターンを敢行させてくれる。
そう、正に徹底的に乗り易さを追求したPIGである。
ヴィンテージPIGをメインに乗る様になって暫く遠ざかっていたが、クラッシックウェイトならではのグライド感は他のPIGでは味わう事が出来ない。
次の休日には100%ダノーのHOGを片手にビーチに繰り出す事になりそうだ。
そして、同時にガレージの奥から2本のPIGを持ち出したので、それらとの対比を楽しんでみたいと思う。
果たして、今の俺がどんな感じで楽しめるのか?
次の休日が待ち遠しくてならない。