クーパーのブラックボード | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

出番が回ってこないボードが多過ぎる・・・

先日、ガレージの中を覗き込んでみると、ボードの多さが尋常ない感じた程だった。

 

 

最近は積極的に進水式を行う様にしているのだが、それでも、正直、間に合わない。

 

 

色々な波で試したい。

色々なポイントで乗ってみたい。

 

 

これを遂行しようと思うと、どうしても次のボードには手が回らない。

その結果、このボードの「The Day」には随分と時間が掛ってしまった。

 

 

このボードは友人であるマイク・ブラック所縁のボードである。

ジーン・クーパー渾身のスリンガーレスPIG。

通称、ブラックボードである。

 

 

云い訳になるが、このボードを有してから10年近くも出番を見出せなかったのは同型のフォームモデルを有していたからである。

しかも、そちらのボードはマイサイズの10ft。

 

 

このボードの時も長いサイズでオーダーをしたのだが、「マイクも9.7ftだし、絶対に君なら乗れる筈」とジーン・クーパーから念を押され、更には「このサイズは参考にしたオリジナルのバルサPIGに合わせている」とも教えられた。

 

 

結果、このサイズでのオーダーとなった訳だが、先にも綴った様にフォームモデルとの相性が非常に良かったので出番が無く、今に至ってしまった。

 

 

そんな、クーパーPIGにワックスアップを施し「The Day」に備える運びがようやく整った。

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ベルジー&ジェイコブスのPIGからオマージュを受け、ジーン・クーパーが時を重ねて取り組んだアウトラインは正にパーフェクトの一言に尽きる。

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PIGでありながらもマイクのダイナミックなサーフィンに対応出来るようにデッキとボトムのテール創りには様々思考が汲み入れられている。

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そして、後方に大きく食み出したハーフムーンは今ではジーン・クーパーの代名詞的なモノになった。

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さぁ、準備は整った。

後はコイツがどんなサーフィンを齎せてくれるのか?

10ft前後ばかりのボードに身体を預けてきた俺が9.7ftのボードに何を感じるのだろうか?

猛烈に楽しみでならない。

 

 

Keep Surfing!!!!