タイラーのチップに・・・ | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

タイラーのバルサチップに乗ってから・・・

妙にチップが気になる様になりダノーのチップにワックスアップを施した事は以前も綴った通りである。

 

 

しかし、ふと思った。

 

 

バルサのタイラーチップとフォームのタイラーチップ・・・

一体どの程度違いがあるのだろうか?

 

 

タイラーのチップはバルサとフォームでは根本的なアウトラインが異なる為、単純な比較は出来ないが同じシェイパーが削ったチップを乗り比べてみるのも面白いかも?

 

 

好奇心が芽生え、それが失われない内に長年温存しておいたフォームのチップを「今こそ引っ張り出してしまおう!」と想いからボードラックに鎮座させてみた。

このボードには色々な想いが詰まっている。

タイラーの店に遊びにに行った際にこれを進めてくれたのはタイラー自身と妻であるキャサリン。

そして、このボードのラミネートには彼の師匠であるハップ・ジェイコブスが立ち会っている。

フォームの1本目である証の「F-1」が刻み込められたこのボードが特別である事は容易に理解していた。

だからこそ、9年以上に渡って温存してしまった訳だが、こうして引っ張り出してみると「もっと早く乗るべきだったかな?」なんて、思いも感じて来る。

ボードラックに乗せて遠目に見てみると改めてタイラー・ハジキアンと云う人物がクラッシクに精通している事が解る。

デッドフラット・・・

そして、後方に食み出したハーフムーン。

リドラーの様な斬新なボードを削り上げながらも、しっかりとクラッシクのイロハは熟知している。

ここが他のニュージェネレーションズ・シェイパーとの大きな違いである。

 

 

そんな、彼渾身のチップにいざワックスアップ!

ボードが美し過ぎるせいか?中々、最初のグリップを落とせない。

躊躇いはあるがサーフボードは乗ってナンボのモノ。

自身にそう云い聞かせながらワックスアップを終えた。

毎度の事だが、ここまで塗ってしまえば後は海に持ち込むだけである。

 

 

バルサチップやグリークフルのチップには振り回されたが、果たしてコイツはどうであろうか?

チップが嫌いになるのか?

はたまた、大好物になるのか?

 

 

海が恋しくて居ても立っても居られない。

 

 

Keep Surfing!!!!!