ダキャットにワックスを! | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

数年間ストックしっ放しだったサーフボード達を引っ張り出し、日の目を浴びさせている訳だがこの日の目標は5本のワックスアップ。

 

 

しかし、仮に5本塗ってもいつ海に繰り出せるかは不透明である。

とは云え、ワックスを塗っていれさえすればいつでも海に持ち出せることを考えると、やはり、時間のあるこのタイミングで一気に塗り潰しに掛かった方が賢明である。

 

 

さぁ、最後の1本に取り掛かるとしよう。

 

 

最後はコイツの相棒となるべきボードである。

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先週の更新でワックスアップを施したアダム・ダベンポートがワンオフで制作したダ・キャットの相棒と云えば、これしかない。

本家本元のダ・キャット。

通称、リミテッドダキャットである。

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コイツにもいよいよワックスを施す時が来たのだ。

勿体無いから・・・と、長年敬遠していたが、やはり、サーフボードは乗ってナンボのモノである、

ここは躊躇せずに行ってみたいと思う。

 

 

が・・・

その前にリミテッドダキャットとアダムダキャットの対比の様なアングルを収めてみようとカメラを片手にパシリ!

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どちらもイエローがベースカラーとなっていて夏感満載である。

 

 

ノーズのスプーンにフォーカスを当ててみると様々な違いが確認出来る。

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左はアーリーからのオマージュである為、スプーンは薄っすらと入るが、右はレイトのスプーンを採り入れている為に深く抉れた様に入っている事が判る。

遠目で見ると一目瞭然ではないだろいうか?

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そして、ボトムに目を向けると、これがまた非常に神秘的だったりするから不思議である。

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見た目でハッキリとその違いを感じるのは、やはり、チャンネルではなかろうか?

アーリーモデルはチャンネルが入らないのでアダムのボードはソリッドであるのに対してリミテッドはレイクモデルで称賛を浴びたチャンネルがしっかりと確認出来る。

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そして、どちらにもアーリーモデルをオマージュしたダ・キャットフィンがグラスオンされている。

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アダムのフィンはアーリーモデルからそのままテンプレートを起こしているのでボリューミーであるが、リミテッドは時を隔てて改良が加えられたかの様な洗練された感が溢れている。

 

 

やはり、クラシックなサーフボードは美しい。

そして、どちらも本当に素晴らしい。

 

 

そんな、リミテッドダキャットにワックスを!

 

 

このディケールとサインの上にワックスを施すのは忍びないが、これもサーフボードの性である。

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そして、ワックスアップ!

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さぁ、後は海に持ち込むだけである。

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20年以上の時を隔てコイツもようやく海に浸かる日がそこまで来ている。

ファーストタッチはどんな感じなんだろうか?

楽しみでならない。

 

 

Keep Surfing!!!!