正月ボケが高じたのか?
年末の更新でバルサボードの紹介をすると綴っていたにも拘らず、前回の更新ではロビン・キーガルのPIGレビューを綴った訳だが、海に足を向けると様々な事に気付き、想い、そして、それらを綴ってしまいたくなる様である。
しかしながら、本日は年末の続き、バルサボードを綴ってみたいと思う。
ヴィンテージを含めた様々なバルサボードを有していると、世に出て来るバルサボードの傾向が解った様な気がする。
現代のシェイパーにとってバルサボードを手掛ける事は特別な事である様な気がしてならないのだ。
と云うのも、バルサボードには2つの傾向が見受けられる事が多く、それを俺なりに紐解きたいと思う。
1つはバルサ時代に実在したボードの再現である。
例えば、タイラー・ハジキアンのバルサボードとして有名なZチップはマリブっチップの復刻で、ソリッドバルサを用いて忠実に再現しつつもタイラーらしさが散りばめられた至高のボードである。
同様に、他のシェイパーのPIG等のバルサボードもソリッドで削られる傾向が強く、これらのボードに限っては時代を創って来たバルサボードに対してシェイパー達が敬意を表するかの様に手掛けられている様にも思える。
そして、もう一つはシェイパー自身の自信作、及びレーベルを代表するボードをバルサで手掛ける装飾性の高いボードである。
これらはエンドユーザーやディストリビューターからのリクエストによるモノが多い様で、ドナルド・タカヤマだとモデルTのバルサであったり、ランスカーソンだとピンテール、また先に述べたタイラーもリドラー等のモデルが存在しており、それらの特徴としては装飾性を高める為なのか?バルサボードでありながらレッドウッドのストリンガーを用いたりされているモノが多く存在している。
さて、ご覧のバルサボードは一体どうなのであろうか?
バルサでありながらセンターを挟んで2本のレッドウッドストリンガー・・・
果たして、このボードはどんな仕様なのであろうか?
この続きは次回の更新で紹介したいと思います。
Keep Surfing!!!!