ベアーが着ていたハワイアンシャツから・・・ | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

小学校の高学年の頃には洋画に目覚めていた。

 

 

土地柄、そういう地域だったのかも知れない。

だから中学の時には毎週の様に300円で2本の映画が観れる名画座に通った。

 

 

この名画座で観た映画こそがバイブルだった。

 

 

映画で音楽覚え、ファッションに目覚め、そして、テレビでの放映であるがビッグウェンズデーと出会った。

 

 

良くも悪くも傍から「普通じゃない!」と云われる事が多々あったが、こんな一葉からサーフボードを描くのだから確かに「普通じゃない!」のかも知れない。

劇中に序幕で登場するベアーのハワイアンシャツ姿。

 

 

この時のベアーは、まだピアでサーフボードを削っていた設定となっている。

 

 

彼は高校生のマット達の良い兄貴分で、サーフィンだけではなく人生そのものを教える存在でもあった。

 

 

そんな彼が着ていたハワイアンシャツ。

 

 

ミッドセンチュリーのアメリカに憧れ続け、サーフィンの虜となっていた俺にはどうしても手に取りたいアイテムであった。

 

 

しかし、当時はビデオである。

今と違って画像は荒いし、色味も良く解らない。

ただ、ぼんやりと映し出されたハワイアンシャツに目が釘付けになった。

 

 

ベースカラーはイエローにも見えるがブルーにも見える。

 

 

確かに、この画像では青味が強く、イエローとは断定しがたい。

復刻としてリリースされたハワイアンシャツには幾つかのカラーバリエーションがあったが、実はシャツ自体はどうでも良い事であった。

 

 

俺が有したいのはハワイアンシャツではなく、ファブリックとして、この柄が欲しいのだ。

 

 

復刻が大衆化した昨今では、シャツの入手はそれほど苦ではない。

重要なのは、この生地を使ってサーフボードを創る事なのだ。

 

 

そんな途方もない夢に協力してくれたのがウエアハウスだった。

 

 

手捺染と云う古き良き時代の手法で再現されたちりめんに描かれたいたアートは、劇中でベアーが纏っていたハワイアンシャツの何物でもない。

さて、このファブリックを使って、誰に、どんなボードを手掛けてもらおうか?

 

 

Keep Surfing!!!!