シェイパー四天王 | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

賛否両論はあれど、本日も「四天王」をタイトルにしたネタを書き綴ってみたいと思う。
今回はシェイパーにスポットを当ててみた。


四天王を選定する「基準」として1960年代に活躍したシェイパーである事と、後世のシェイパー達に多大なる影響を与えた事を考量してみて選定してみた。


さて、先ずはこの人であろう!
この人が居なかったらサーフィンの進化は無かったのだから・・・
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デイル・ベルジー・・・
言わずと知れた「シェイパーの父」と称される人物である。
「ベルジーツリー」なる用語もある様に、現在活躍する世界中のシェイパーの殆どが間接的にベルジーの系譜にあると言われている。


彼が活躍した時代は1950年代の方が印象が強いと思われるが、1960年代の彼はジェイコブスの422やハーバーのPIG、また自身のレーベルではバンジョーやバンプ、セブンイレブン等・・・
後のサーフシーンに多大な影響を与えたボードを誕生させ、現在「レジェンド」と称される多くの者達にシェイプの基礎を教えた人物であり、文句なしの選定である。


お次はこの人!
この人の選定も問題無しではないであろうか?
ドナルド・タカヤマ!
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自身のレーベルであるハワイアン・プロ・デザインズは1979年まで登場しない為、ボードメーカーの選定は叶わなかったが、シェイパーとしてはデーブ・スウェイート、ベルジー、ジェイコブス、デューイ・ウェーバー、ビング等、名立たるボードメーカーを渡り歩きシェイプスキルを上げている。


また、ビング、ジェイコブスの両メーカーからシグネチャーをリリースし、そして、名品、デビッドヌヒワ・ノーズライダーを誕生させた文句なしのクラフトマンである。
更に、彼はハンク・バイザック、ブルース・グラント等を育て上げた事からもベルジーに匹敵する人物である事から迷わず選んだ次第である。


お次はこの人である!
ディック・ブリューワー!
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彼も問答無用の選定である。
デューク・カハナモクによってサーフィンはハワイからカリフォルニアへ伝えられたのは有名な話しだが、その後、カリフォルニアからハワイへとディック・ブリューワーが海を渡った事により、現在のハワイアンサーフの基本が出来上がったと言われる程の影響力を持つ人物である。


ビングやグレッグ・ノール、ハーバー、ホビー等でシェイプスキルを向上を図りつつも、自身のレーベルではマイク・マーシャルやブルース・ジョーンズ、そして、ジェリー・ロペスをシェイパーとして抱え、現代サーフの礎を築き上げた数少ない人物の一人である事からも迷わずの選定となった。


そして、最後はこの人ではないだろうか?
歴史に「タラレバ・・・」は禁句だが、この人が居なかったらカリフォルニアのサーフシーンは「どの様な道を辿ったのであろうか?」ふと頭を過る事がある。


そういう意味ではベルジーと同等の重鎮ではなかろうか?
少なくとも俺はそう感じたので選定した次第である。
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スキップフライ!
彼によって、サーフィンは一体どの位進化したであろうか?
彼がオーストラリアから持ち込んだVボトムによって、マニューバーは一気に加速し、サーフィンは新しい境地を見出したのではないだろうか?


また、ゴードン&スミス最大のヒット作である「マイクヒンソン・モデル」は、その殆どがスキップ・フライの手のよって送り出されたと言われている。
更にヒンソンによって考案されたストレッチノーズも、同様にスキップ・フライの手によるものである事は有名な話しである。


と・・・簡単ではあるが、選定してみたが如何なものであろうか?
勿論、彼ら以外にも時代を創って来た素晴らしいシェイパーはたくさんいるのだが、四天王として厳選してしまうと、どうしても彼らは外せなかった次第である。


皆さんだったら、誰を四天王に選ばれるのでしょうか?


KEEP SURFING!