仕事絡みで知り合った方とサーフィンの話しで盛り上がった。。。
サーフィンをしている者は世に五万と居るだろうが、中々、俺と好みが合う人はいない。
だから、ちょっと息が合ったくらいでは自分のボードの事は語らない様にしている。
どちらかと言うと語る前に価値観の違いから会話が終わってしまうと言った方が良いだろうか?
だから、ちょっと息が合ったくらいでは自分のボードの事は語らない様にしている。
どちらかと言うと語る前に価値観の違いから会話が終わってしまうと言った方が良いだろうか?
ところが、今回知り合った方はバッチリと息が合ってしまった。
楽しい会話に夢中になり、ついつい、このブログで紹介しているボードを話しをしてしまった。
楽しい会話に夢中になり、ついつい、このブログで紹介しているボードを話しをしてしまった。
そして、気付かれてしまった・・・
「ひょっとして、ブログ書いていませんか?」
誤魔化すのも大人げないので、改めて自己紹介をする事に・・・
この辺に関しては結構気を付けていたのだが、盛り上がった会話を制止する事は俺には出来なかった。
でも、その方は非常に良い人で、ビジネスにおいてもヘルプして頂いてしまった程である。
でも、その方は非常に良い人で、ビジネスにおいてもヘルプして頂いてしまった程である。
しかし、目の前に読者がいると思うと妙に照れるものだ。
色々とボードの事を聞かれるのは楽しいのだが、やはり、話題は「乗り心地」になってしまう。
いつも、このブログでも書いているのだが、正直、俺の技量では何をコメントして良いのか判らない。
だた、クラシックの楽しさは充分に話せたのではないかと思う。
色々とボードの事を聞かれるのは楽しいのだが、やはり、話題は「乗り心地」になってしまう。
いつも、このブログでも書いているのだが、正直、俺の技量では何をコメントして良いのか判らない。
だた、クラシックの楽しさは充分に話せたのではないかと思う。
さてさて、前置きが長くなってしまったが、今日はボードを紹介したいと思う。
このボードも、本当に俺をHAPPYにしてくれるボードの一つである。
以前はPIGを紹介したが今回はノーズライダーである。
紹介するのはこちらのウェイン・ミヤタである。
このボードも、本当に俺をHAPPYにしてくれるボードの一つである。
以前はPIGを紹介したが今回はノーズライダーである。
紹介するのはこちらのウェイン・ミヤタである。

如何であろう?
ティントの神様と言われたミヤタの渾身の作品である。
シェイプは言わずと知れたドン・カドワキである。
そもそも、俺がウェイン・ミヤタを知ったのはベルジーの事を追いかけていた時の事だった。
ベルジー・ツリーという物が存在していて、そこには多くのベルジーの弟子達やパ―トナー達が挙ってぶら下がっていた。
ベルジー・ツリーという物が存在していて、そこには多くのベルジーの弟子達やパ―トナー達が挙ってぶら下がっていた。
当時の俺はミヤタがどんな人物かも知らずいたのだが、調べて行く内にラミネーターである事が判った。
ベルジーの工房に出入りしていた多くの少年達は、皆、ベルジー同様にシェイプに専念したのだが、ミヤタはピアの上でラミネートをしていたベルジーの作業に心を魅かれ、他の者達とは別の道を進む事になったのであろう。
ベルジーの工房に出入りしていた多くの少年達は、皆、ベルジー同様にシェイプに専念したのだが、ミヤタはピアの上でラミネートをしていたベルジーの作業に心を魅かれ、他の者達とは別の道を進む事になったのであろう。
ウェイン・ミヤタと言う人物を調べて行くと面白い話がたくさん転がり込んで来る。
ミヤタは少々やんちゃな人物であった様で、表舞台から遠ざかっていた時代が多分にあった様だ。
「ティントの神様」と言われながらもミヤタが日本でマイナーなのはこのせいなのかも知れない。
ミヤタは少々やんちゃな人物であった様で、表舞台から遠ざかっていた時代が多分にあった様だ。
「ティントの神様」と言われながらもミヤタが日本でマイナーなのはこのせいなのかも知れない。
そんなミヤタが晩年に自身のブランドを立ち上げるのだが、幾つかのモデルをリリースしている。
本数的には絶対的に少ないのだが、以前紹介したPIG、ポイントノーズ、そして、このノーズライダーあたりがリリースされている。
本数的には絶対的に少ないのだが、以前紹介したPIG、ポイントノーズ、そして、このノーズライダーあたりがリリースされている。
今回紹介するノーズライダーはコンケーブこそしっかりと入っているが、何故かフィンはハーフムーンになっている。


後日紹介したいと思っているが、マイク・イートンもBINGのヘッドシェイパー時代にハーフムーンのノーズライダーを削っていた事からレジェンド達の間ではこのスタイルは「有り」なのではないだろうか?
正直、俺もこのボードの何処に惚れたかと言うと、このハーフムーンに尽きるのだ。
しかし、このボードを改めて見てみると本当にオーラを感じる。
やはり、サーフボードはガレージの片隅で眠っているより、日の目を当ててあげた方が良いと今更ながら思ってしまった。
やはり、サーフボードはガレージの片隅で眠っているより、日の目を当ててあげた方が良いと今更ながら思ってしまった。
そんなボードの各ディティールに目を向けてみると、ストリンガーの素晴らしさにも目を奪われてしまう。
ティントのブラウンとTバンドされたストリンガーのコンストラストが何んとも言えない光沢を放っている。
ティントのブラウンとTバンドされたストリンガーのコンストラストが何んとも言えない光沢を放っている。

また、ボランの目の粗さに視線を奪われると「ミヤタが巻いたのかぁ・・・」感慨深く思えてしまうから不思議である。

そして、このディケール・・・

このディケールを付けたボードが、当時、どの位流通していたのだろうか?
国内では恐らくサーファーズのみが販売した事だろうから、その数も絶対的に少ない事と思われる。
ロングボードが「リバイバル」と言われた1990年代前半に、既に高値を付けていた1960年代のボード達・・・
20数年の時を隔てて、1960年代後半から1970年代初期に粗大ゴミと化していたロングボードはヴィンテージと呼ばれるようになった。
そして、リバイバルから同じ様に20数年の時が経過した・・・
20数年の時を隔てて、1960年代後半から1970年代初期に粗大ゴミと化していたロングボードはヴィンテージと呼ばれるようになった。
そして、リバイバルから同じ様に20数年の時が経過した・・・
1990年代のロングボードは、もう、立派なヴィンテージではないだろうか?
あの時代を牽引したデイル・ベルジー、ドナルド・タカヤマ、テリー・マーティン、ブルース・グラント等はこの世を去り、同様に活躍したハップ・ジェイコブス、マイク・イートン、レイノルズ・イエーター、ロバート・オーガスト等はリタイヤしてしまっている・・・
あの時代を牽引したデイル・ベルジー、ドナルド・タカヤマ、テリー・マーティン、ブルース・グラント等はこの世を去り、同様に活躍したハップ・ジェイコブス、マイク・イートン、レイノルズ・イエーター、ロバート・オーガスト等はリタイヤしてしまっている・・・
最早、1990年代に誕生したロングボードは、立派なヴィンテージといっても過言ではないであろう。
いや、その前の時代のボード達がリアルヴィンテージというならば、この時代のボードはセミヴィンテージと呼んでも良いのではないだろうか?
いや、その前の時代のボード達がリアルヴィンテージというならば、この時代のボードはセミヴィンテージと呼んでも良いのではないだろうか?
今は亡き、ウェイン・ミヤタのボードを見詰めていると、そんな風に思えてならない。
Keep Surfing!