surf a pig | Viva '60s SurfStyle!!!

Viva '60s SurfStyle!!!

1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

アメリカからようやく届いた・・・
待望と言ったら大袈裟かも知れないが、待ちに待ったのは本当である。



 

モダンPIGを突き詰めて行くと、どうしてもマイク・ブラックに当てはまってしまう。
PIG好きの者としては悔しいが、彼がPIGの素晴らしさを伝え始めた事によって、再認識されたのは事実である。



 

そんな彼がこよなく愛用しているのがマーク・アンドレイ二のPIGである。
このPIGに装着されているフィンは1960年代初頭に登場した穴の空いた形状の物となっている。



 

アンドレイ二がこのフィンを採用し始めたのか?マイク・ブラックがリクエストしたのか?は解りかねるが、「surf a pig」を見る限りだと彼のお気に入りである事が判る。
そんな画像を見続けていると不思議と欲しくなってしまうもので、今年の春にオーダーする事にしたのだ。



 

しかし、ちょっとした配送のトラブルから、なんと、俺に手元に届くまで数か月の歳月が掛かるという時間を要してしまったのだ。



 

どうやら、日本に送る筈の荷物が全く別な所に行ってしまった様で、それが彼らの元に戻るまでも数か月の時間を要してしまったのだ。
危惧した彼らは、俺の下に新たに送る事を決断したのだったが、痛恨の品切れが発生してしまい、生産ロットに乗らない為暫くは造れないと告げて来たのだ。



 

ならば・・・
ひたすら待つしかない。



 

普通ならば海の向こうでの通販は不安が生じるのだが、俺は全く不安は無かった。
こういう事は彼らには良くある事だろうし、最悪の場合は彼らと交友のある現地の知人に介入して貰えば済むと思ったからである。
月日が流れようやく届いた海外からの小荷物はこんな感じだった・・・

 

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何故にスパイダーマン?
洒落なのか?本気なのか?良く解らないが、きっと彼らは笑みを浮かべながら梱包したのであろう。
開封するとようやく待ち焦がれていたフィンが・・・

 

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いやぁ、随分と時間が掛かったものだ。
しかし、その甲斐あってか?満足は計り知れないものであった。
このフィンの素晴らしは造形もさる事ながら、BOXフィンを理解して造られている事だ。

 

イメージ 3

一般的にBOXはテール部分が薄くシェイプされる為、厚みのある部分の前方向に取付けられる傾向がある。
その為、ハーフムーンなどのフィンはお粗末な姿となってしまう事が多々とある。
しかし、このフィンは元来の位置に装着したかの様な見栄えとなるのだ。
正直、このフィンが欲しくなった最大の要因はこれである。



 

そして、欲張りな俺は1枚ではなく、もう一枚購入する事に・・・
このフィンも美しい・・・

 

イメージ 4

「これだったらテール部分からフィンが顔を出すぞ!」
そんな安易な動機である。
しかし、このフィン、一体どうやって装着するのだろうか?
ねじ止めでは無い様だ。
ロック式なのだろうか?

 

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更に今回は「surf a pig」のワッペンも購入してみた。
2枚程購入したのだが届くのに時間が掛かったせいか?律義に3枚もくれた。

 

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そして、WAXとステッカーまでもサービスしてくれたのだ!

 

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ここまでして貰うと、なんだか申し訳ない気持ちである。
今度CAに行った時にはお礼を言わないと・・・
というか、何か手土産でもという気持ちになってしまう。



 

さて、このフィンが手に入ったと言う事は、所有している数少ないBOXタイプのボードの出番が増えそうである。
特にベルジーのBOXタイプのニュートラディッショナルには、早々に装着してみたいものである。



 

長文になってしまったが、このフィンイは注意点もあるので購入を検討している方は参考にして頂ければと思う。
実は、このフィンで多数の事故が起こっている事は余り知られていない様である。



 

肝心の事故の内容だが、穴の空いたフィンに足が入ってしまい大怪我しているというのだ。
どんなに上手いサーファーでも相手は自然である。
また、自分が気を付けていても誰かから巻き込まれるトラブルも発生する。
そこから生まれるワイプアウトの時に起こるらしい・・・
この怪我が原因で一生サーフィンが出来なくなったサーファーもいた様である。



 

だから、俺はこのフィンはブーツを履くシーズンになったら使いたいと思う。
ブーツを履いていれば安全という訳では無いが、最悪の自体は免れるだろうと思う。



 

サーフィンは自然相手の遊びである。
故に想定してないトラブルがいつ襲って来るのかは誰にもわからない。
だからこそ、再三注意を払う必要があるのではないだろうか?



 

Keep Surfing!