前回のブログでPIGの事を書かせてもらったのだが、今日はその続きと言ってはなんだがベルジーのPIGを紹介したいと思う。
ベルジーがPIGを考案した事は紛れ名も無い事実なのだが、90年代のロングボードリバイバルの時には、まだベルジーのPIGは大きな注目を浴びていなかった様に記憶している。
というのも、この時代のベルジーの主力はモダンクラシックやPIGを改良したニュートラディッショナルだったからである。
というのも、この時代のベルジーの主力はモダンクラシックやPIGを改良したニュートラディッショナルだったからである。
だから、俺がこの時代に購入したベルジーのPIG(と言うよりもPIG系かな?)は、今思うとその大半がニュートラディッショナルだったのかも知れない。
晩年にベルジーが本格的にPIGを復活させたノーズが超ナローなボードとは形状が全く異なっているのだから、ベルジー自身もPIG系のニュートラディッショナルとPIGをきちんと区分けしていたのであろう。
考えてみるとPIGと思って大枚を叩いた5ストリンガーも、同様にニュートラディッショナルだったのではないだろうか?
晩年にベルジーが本格的にPIGを復活させたノーズが超ナローなボードとは形状が全く異なっているのだから、ベルジー自身もPIG系のニュートラディッショナルとPIGをきちんと区分けしていたのであろう。
考えてみるとPIGと思って大枚を叩いた5ストリンガーも、同様にニュートラディッショナルだったのではないだろうか?
今日紹介するボードは、5ストリンガー同様にPIGだと思って当時購入したボードである。
このボードは幾度となく各誌紹介されている為、ひょっとしら?近年のベルジーのボードでは一番有名なのかも知れない。
そして、こちらが1963年モデルのレプリカとして当時リリースされたボードである。
このボードは幾度となく各誌紹介されている為、ひょっとしら?近年のベルジーのボードでは一番有名なのかも知れない。
そして、こちらが1963年モデルのレプリカとして当時リリースされたボードである。

如何であろうか?
PIGのアウトラインは残っているものの、やはり、このラインはニュートラディッショナルではないだろうか?
ただ、このボードがリリースされた時代は、まだ、殆どのメーカーからPIGがリリースされてないかった為、このアウトラインでも十分にPIG感を楽しめたと記憶している。
残念ながら当時は今以上にへタレだった為、乗り味の「の」字もコメントは出来ない事は察して頂ければ幸いである。
さて、肝心のボードだが、レプリカと言えど流石はベルジーである。
10オンスのボランクロスを惜しみなく使っている為、ボードから放たれるオーラは他のボードとは桁外れである。
また、付け位置は「?」なのだが、このソリッドフィンイは圧巻である。
10オンスのボランクロスを惜しみなく使っている為、ボードから放たれるオーラは他のボードとは桁外れである。
また、付け位置は「?」なのだが、このソリッドフィンイは圧巻である。

このフィンを見ただけで、当時のベルジーが持てる全てを出し切っている様に思えてしまうのは俺だけであろうか?
ストリンガーも素晴らしい!

バルサとレッドウッドのコンストラストが何と言えない美しさを放っているではないか!
オーバルにVをあしらったディケールも見事である。
サインもバルサ目一杯に書かれているのは、ベルジー自身の満足度の表れではないだろうか?

また、ボトム側にはデッキ部分にあしらわれたデザインと同じディケールのスモールバージョンがあしらわれている。

フィンの上にさり気無く付けられた小振りのディーケールは、フィンの美しさを損なわせない為の彼が配慮した物なのではないだろうか?
現在、PIGと言うボードは若手からベテラン、レジェンドに至る多くのシェイパー達が独自の解釈でリリースしている。
また、マイク・ブラックの様に数学的理論からPIGを分析し、シグネチャーを造らせる者まで現れる程、世界中で注目をされる様になった。
俺もそうした背景から多分に影響を受け、様々なシェイパー達のPIGを所有する様になった。
どのPIGが良いとか駄目だとかではなく、どれも素晴らしいPIG達だ。
また、マイク・ブラックの様に数学的理論からPIGを分析し、シグネチャーを造らせる者まで現れる程、世界中で注目をされる様になった。
俺もそうした背景から多分に影響を受け、様々なシェイパー達のPIGを所有する様になった。
どのPIGが良いとか駄目だとかではなく、どれも素晴らしいPIG達だ。
そして、その道筋を切り開いたのがデイル・ベルジーである。
やはり、この人を抜きしてクラシックは、いや、PIGを語る事は出来ないのであろう。
やはり、この人を抜きしてクラシックは、いや、PIGを語る事は出来ないのであろう。
あの日、あの時、高額なボードに躊躇していた俺の背中を押してくれた方には本当に感謝したいと思う。
背中を押してくれなければ、こんな素晴らしいボードを語る事なんて出来なかったのだから。
背中を押してくれなければ、こんな素晴らしいボードを語る事なんて出来なかったのだから。
Keep Surfing!