ジェイコブス・タカヤマ | Viva '60s SurfStyle!!!

Viva '60s SurfStyle!!!

1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

今日、今年初めてのサーフィンに行って来た。
俺の職業は年末年始は休めない為、毎年12月上旬から1月下旬くらいまではサーフィンがお預けになる。



 

早朝から仕事前に2時間ほど波乗りをしたのだが、一緒に居合わせた後輩が「最近、ブログサボっていますよね?」と唐突に言って来たのだ。



 

いやいや、確かにサボっていたかも知れない。
でも、ブログを書くのもサーフィンに行っていないと気が進まないもので、こうして海に足を向けると「ブログ書きたいなぁ」なんて思うものだ。



 

まぁ、そんな話はどうでも良いのだが、年末に発売された某サーフィン雑誌に俺のコレクションを紹介させてもらったのだが、その際に「厳選のテーマ」を作って10本程紹介させてもらった。
実際には没になったボードもあるので、8本のみの紹介になったのだが、テーマは「1960年代に活躍したシェイパーの復刻」にしてみた。



 

自分が作ったテーマなのだが、いざ、厳選すると10人のシェイパーのボードを紹介出来るのか?撮影が進む中少々不安が生じてしまった。
テーマの具体的な内容は・・・

 

1 1960年代にシェイパーとして活躍していた事。
2 1990年代以降に彼らがシェイプしたボードである事。
3 当時の復刻である事。
4 グラスオンフィンである事

 

自分で書き綴っておきながら言うのも変だけど、結構ハードルが高い様な気がするが、没ネタを含んだ十傑集は下記の通りである。

 

デイル・ベルジー
ハップ・ジェイコブス
ボブ・オールソン
リッチ・ハーバー
マイク・イートン
ランス・カーソン
ロバート・オーガスト
ドナルド・タカヤマ
マイク・ヒンソン
ディック・ブリューワー

 

みんな凄い人達ばかりだ・・・


 

で、今日はその中の1本を紹介したいと思う。
こちらのジェイコブスとドナルドのコラボレーションのボードである。

 

イメージ 1

このボードは確か100本限定で発売されたと思うのだが、俺はシリアルが59番になる。

 

イメージ 2

購入したのはゴッデスのロングボードファクトリーで、異常に高かった!!!
流石に躊躇したけど、たまたま店舗に居合わせた鈴木さんが「これは別に売らなくても良いんだよね!」と言っていたので、その言葉に背中を押される様に購入したのを覚えている。



 

また、このボードは100本中の殆どがクリアだったらしく、色つきは20本も無いとの事だった。
そして、サイズも長かったので「俺に合う!」と自分自身を納得させた記憶が蘇る。

 

イメージ 3

このボードの好きな所は、限定ならではの仕様もあるのだが、何と言っても、このポイントノーズが格別である。

 

イメージ 4

これぞ、タカヤマ!
このボードがリリースされた後に、ジェイコブス自身がタカヤマのシグネチャーモデルを「ポイントノーズ」というネーミングでリリースしたのは有名な話である。



 

さて、このボード、グラスオンフィンなのは良いのだが・・・

 

イメージ 5

肝心のリーシュループが付いていないのだ。
こういうのは無い方が良いに決まっているのだが、マナー違反のリーシュ無では乗るのには少々気が引けるというものだ。
購入してから17年以上経つが未だに乗ってはいないこのボード・・・
そろそろ進水式をしてみたいものだ。



 

Keep Surging!