サーフトランクス | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

今から20年以上前の事だろうか?
猫も杓子も・・・と言いたくなる程の空前のハイテクスニーカー・ブーム。
火付け役は誰かは知らないが、付いた火を波状させたのは紛れも無く、時の中高生達である。
日頃、学生服しか着る術の無い彼らが、唯一自己主張出来る箇所がスニーカーだった。



では、サーファーにとって、それと同等のモノとは何だろうか?
サーフボード?
うーん・・・波待ちの状態なら解らなくも無いが、ライディング中となると、どうであろうか?



俺、個人的にはサーフトランクスだと思っている。



時は1960年代。
映画「ギジット」によって、多くのビーチに人が押しかける様になり、サーフィンはメジャースポーツの仲間入りを果たした。
ビーチは女性達のカラフルな水着が辺り一面に広がるの余所目に、男性陣も同様に個性的なサーフトランクスを履き込み、ライディング以上の自己主張をしていた。



そう、それはまるで1990年代に日本の中高生達が火種となって起きた空前のスニーカーに似ていた。
いや、歴史から見ればスニーカーブームが似た現象と言った方が良いのであろう。



サーフィンが下手な俺も、人並みに自己主張はしたくなるもので、考える事は1960年代のサーファー達と一緒で、サーフトランクスの力を借りまっくている訳である。



前にも書いたが、俺はサーフブランドのアパレルには身を包まない主義である。
話題性よりも、メディアの露出度よりも、モノに拘りたいからである。
折角、サーフボードに拘っているのだから、サーフトランクスだってディティールに拘っているメーカーのモノが欲しい訳だ。
で、今シーズンチョイスしたのが、こちらのフェローズとサンサーフのトランクスである。

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フェローズは古き良き時代のモノ造りには定評があり、今シーンズ愛用したサーフトランクスもグレッグ・ノールが履いていたトランクスのレプリカである。
また、サンサーフは復刻ハワイアンシャツとしては世界的に支持されているメーカーで、今シーンズはデューク・カハナモクとのコラボレーションをリリースしていた。

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でも、デュークだからと言って購入した訳ではない。
名だけ欲しいのならハワイ辺りに行けば何処でも買えるのであるが、こういった仕様を見るとやはり国内の復刻系メーカーの右に出るものは無いであろうか?

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サーフィン以外の事には余り触れるつもりは無いのだが、実は俺の趣味はサーフィン以外にもある。
アパレル、車、バイクと言った所なのだが、実はこの全てに共通するのが「良い物は1960年代まで」である。
最近でこそ、1970年代の物にも脚光が当たっている様であるが、それは、それ以前の物が高騰し過ぎてのスライド現象に過ぎないと思う。



ハーレーもトライアンフも、1960年代までの物には特別な良さがある。
アパレルも1960年代までは、例え下着であろうと良い縫製をしている。
車も1960年代までは、中途半端な電子部品が無くて信頼性が高い。
そして、サーフボードも・・・



流行と言う言葉があるが、実は流行とはベーシックな物に人々が飽きた時に生まれている様に思えてならない。
だから、一時的に流行に踊らされた人達は、我に返った瞬間にベーシックな物に戻ってくると言われている。
そして、それが流行の終わりだと言われている。



俺は流行は追わない主義である。
勿論、若い頃はそれなりに追った事もあるが、流行を追いかけると必要以上に無駄使いをしている事に気付いたからだ。
それに、流行を意識する歳でも無い。
だから、俺はこんなTシャツをばかりを着ている。

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1960年代にアメリカのサーファー達が愛用していたシンプルなクルーネックのTシャツだ。
巷で流行っているUネックの様なTシャツなんて、とても着れたものではないし、スキニーの様なジーンズも必要ない。
きっと、俺は何処かで時間が止まってしまっているのかもしれない。
そして、こんな俺だからマスターベショーン的なブログを書いているのだと思う。



サーフトランクスの話から大分反れてしまったが、トランクスはサーファーにとっては女性の水着の様な物、何枚持っていても新しい物が欲しくなるのは性でないだろうか?
さて、来年はどんなトランクスが俺を虜にしてくれるのだろうか?



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