以前、ランスカーソンと食事をしながらこんな事を尋ねてみた。
「昔のボードって、重かったの?」と。。。
ハンバーガーを頬張っていたランスは、それを皿に戻し両手を掲げてターンの真似をし始めた。
時折「フン!」、「フン!」と、声を上げながら・・・
「昔のボードって、重かったの?」と。。。
ハンバーガーを頬張っていたランスは、それを皿に戻し両手を掲げてターンの真似をし始めた。
時折「フン!」、「フン!」と、声を上げながら・・・
昔、サーフィン雑誌でこんな記事を読んだ事があった。
かのデイル・ベルジーは、彼の元を訪れたライダー達に「オーバーハング!」と、唱えていたと。。。
ランスのターンの仕草を見た時に、雑誌で読んだベルジーの言葉が繋がった瞬間だった。
かのデイル・ベルジーは、彼の元を訪れたライダー達に「オーバーハング!」と、唱えていたと。。。
ランスのターンの仕草を見た時に、雑誌で読んだベルジーの言葉が繋がった瞬間だった。
そう・・・あの時代のサーフボードは、今、自分が使っているボードの重さとは比較にならない程重かったのだ。
重いボードが好きで、タイラーやダノーを愛用する自分・・・
カスタムの時には8オンスのボランではなく、10オンスで撒いてもらっている自分・・・
フォームのオーダーの際も、高密度フォームに太目のストリンガーを取り入れてもらう自分・・・
でも、あの重さは出ない。。。
重いボードが好きで、タイラーやダノーを愛用する自分・・・
カスタムの時には8オンスのボランではなく、10オンスで撒いてもらっている自分・・・
フォームのオーダーの際も、高密度フォームに太目のストリンガーを取り入れてもらう自分・・・
でも、あの重さは出ない。。。
何が違うのか?
当時のクロスは20オンスだったと言う。
でも、それを一重に撒いていたらしいので、10オンスを2層に撒けば理屈的には同じ筈だ。
フォームが違う?
では、高密度にすれば・・・
でも、結局同じ重さは得られない。。。
当時のクロスは20オンスだったと言う。
でも、それを一重に撒いていたらしいので、10オンスを2層に撒けば理屈的には同じ筈だ。
フォームが違う?
では、高密度にすれば・・・
でも、結局同じ重さは得られない。。。
あの時代と今では全くサーフボードの素材が異なるらしい。
現に、今日紹介するジェイコブスのこのボードは、「バルサかよ?」と疑いたくなる程の重さだ。
現に、今日紹介するジェイコブスのこのボードは、「バルサかよ?」と疑いたくなる程の重さだ。

今では考えられないフォームにレッドウッドのストリンガー、そして20オンスのボラン。。。
幸いにもハーフムーンよりはレイク角度のあるフィンが着いているので、ターンはそれ以前のPIGよりは楽なのか?

1963年に作られたボードらしいが、抱えてみるとランスのあの仕草は満更オーバーな話ではなさそうだ。

自分はサーフィンが凄く下手で、ただのボードオタクだけど、乗り易いボードに乗って勘違いするくらいなら、このいうボードに乗って「アタフタ・・・」してみたいと思っている。