今夜は友人のあべよしみさんの朗読会に行ってきました。
昨年も行われた中山一朗さんとの共演。
そして今回は篠笛の演奏もあり、豊かな時間を過ごすことが出来ました。
会場はオクシズと呼ばれる地域のひとつ、水見色。
長年静岡に住んでいながら、初めて訪れました。
日が短くなったので、着いたときにはどっぷりと日も暮れて。
連れがいたから平気でしたが、ひとりだったらさぞ心細かっただろうな~~。
「サジットの家」はスリランカ人サジットさんが古民家を利用して開催するお店(?)。
不定期でイベントもあり、村の賑わいを創出しています。
入口はこんな感じ。
でも中はキャンドルやランプがともり、古民家をおしゃれな雰囲気に。
すでに中は朗読会の観客でいっぱい。
食事はスリランカカレーをいただきました。
3種類のカレーがかかっていて、両サイドのは結構辛め。食べ終わると汗が吹き出します。
でも美味しかった~~♡
朗読は戦後70年ということもあり特攻など戦争時代のお話を。
雰囲気の良い場所で聞くには悲しい物語でしたが、これからも是非語り継いでいってほしいと思います。
観客層がやや(かなり)高めだったのが残念でした。
こういった朗読会にたくさんの若者が集まれるといいな。
最後にサジットさんが言った言葉が心に残りました。
「スリランカ人は日本人を尊敬しています。ボクもそうでした。でも日本に来たらガッカリした。
それでも今の70~80代の人にはそれ(多分、彼が思うところの日本人の心?)が残っている。だからボクはおじいちゃんおばあちゃんと話が合います。
政治家がこんなに悪くても日本がそこまで悪くならないのは、戦後今おじいさんおばあさんになっている人達が一生懸命日本を作ってきてくれたから。
ボクたちが50年後の日本に残せるものはなんだろう。どんな日本にしていけるのか・・」
あなたはどう感じますか?