産後の回復期が女性のQOLを左右する~ネパールから学ぶ~ | 静岡/更年期/骨盤底から美と健康づくり

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年齢を重ねることを慈しみ愉しむために。
骨盤底の悩みを持つ人を一人でも減らしたいという想いのもとに活動しているペリネビューティコンサルタントJUNKOのブログです。

春立つ日を迎え
暦の上では春
フキノトウや土筆、桜や桃の開花の声も聞かれますが
まだ寒さ続く静岡


貴女のカラダ寄り添い人JUNKOです


この記事は私が「骨盤底筋群」という部位の名前を知った時に見つけた記事
↓↓↓
『ネパール女性の1割に子宮脱』


10人に1人ってすごい数ですよね
下垂ならば骨盤底筋体操などで改善する可能性がありますが
脱状態になってしまうと手術が必要となるそうです。

ネパールの貧困地域では手術も出来ないで辛い思いをされている女性達が多く存在するという事実・・・



出産は事故に遭ったのと同じくらい女性の身体にダメージがあると聞いた事があります。
まさに命がけでこの世に新しい命を送り出すんですね。


産後は本当に大切にしないといけない。


私自身もその時は分からなかった。
動けちゃいますから・・

「一か月は必要な時以外は寝ていた方がいい」
床上げ時期は母体の状態にもよりますが、産後3週間から1か月ほどは必要です。


けれども現実はそうはいかない場合もあります。

まず、若い頃は体力もあるし、回復力も早い。。ということからの過信

しかも、日本においては核家族で親は現役で働いている人も多く(或いは実家が遠い)
そして頼れる人もいない。

パートナーもきっと出来る限りのことをやってくれるはず。
でも仕事をしながらでは限りがありますし、職種によっては帰宅が遅くて叶わないことも。


この時期の過ごし方が、更年期世代に影響することを感じるこの頃・・

私の知人は多産でしたが
「とにかく大事にして寝ていなさい」
とお姑さんがあれこれお世話をしてくれたお蔭で、50歳を超えても症状がない方がいます。


行政或いは民間のサポート、そして身内の理解

産む本人への啓発と共に「産後ママ達の回復期ケア」の重要性を伝えていきたいと思います。