あっと言う間にタイ滞在最終日
今日はITDA主催のチャリティー公演お手伝いです。
朝8時に会場のベンジャシリ公園に集合したのですが、
まだ、先生の姿が見えず、指示を出せる人がいません。
なにしろ、テントは14張り、スタッフ総勢200人規模なので、
どこでなにをしたらいいのやら(・・?
(チャリティーのチラシと会場の様子)
ここでも気の利くMさんが近くの24時間営業スーパーに走り、
カブやニンジン、ウリなどの野菜を買って来てくれました。
ベンチに座って遊んでいるよりは何かしら彫っておけば、
先生が到着されると皆バタバタと荷物運びや飾り付けの
お手伝いに飛びまわりました。
しか~し
フルーツとソープの体験レッスンと聞いていたのですが…
看板はフルーツ・カービングが2つでソープがな~い
逆にソープはあるけど、彫るための野菜や果物がな~い
先生が「あっちからスイカ持って来て
早くしないと切られちゃうよ」
というわけで、昼食のデザート用だったのかカービング用だったのか
釈然とはしないもののスイカを3つ確保
体験は無理そうなのでフルーツは彫っているところを
お見せする形にした方がよさそうです。
ソープの方も寄付金付きで販売するための物を並べました。
でも値段を聞かれても私達には答えられない
そこでタイ語ができるHさんの出番です。
金額など必要最低限の事を記入してもらいました
実は…今日一番の問題点は私の役割
フルーツとソープの両方を習っている私はソープ担当になりました。
でも、最初に始めたフルーツに比べ、ソープはまだまだ初心者
しかも体験に使うのは…彫刻刀
という事で、大ベテランのGさんに比べ、
私は手伝っているのか邪魔しているのかわからない状態
余っているスイカ彫りに専念した方がいいかな
一昨日まではタイとは思えない涼しい気候が続いていたそうです。
でも、今日はいいお天気
こんな暑い真昼間に来る方はほとんどいないので
今のうち、先にもう1人の方にお食事に行っていただく事にしました。
しばらくして…体験希望者が来たので、彼女を呼ぼうと
お食事が用意してあるテントの方に彼女を呼びに行ったのですが
姿が見えない!どうしよう
ここは覚悟を決めるしかありませんね。
見よう見まねで体験のお子さんになんとかお花を彫ってもらいました。
先ほどの物と比べると出来には差がありますが、
幸いお子さんはソープと彫刻刀を握っただけで満足そうです
指導の仕方をキチンと習っておくべきだったと反省&後悔。
そんなバタバタの中、この旅行中一番嬉しいハプニングがありました。
1人の綺麗な日本人女性が「○○さんいらっしゃいますか?」
留学中の友人のお嬢さんが、私を訪ねて来てくれたのです。
先生達にも流暢なタイ語で会話をされ、
忙しそうな私達を見ると食べる暇もないのではないかと心配して
「何か買って来ましょうか?」と優しい心遣いを見せてくれました。
暑い中わざわざ来ていただき募金にも協力して頂き
本当にありがとうございました
左上の写真で、向かって左から二人目の女性は
王様のご親戚。
さすがに気品と威厳が感じられる素敵な方でした。
当日は、「タイ人である私達が日本人からタイ文化である
カービングを習うなんて面白いわね」
と、たくさんの方から写真を撮って頂きました。
綺麗なタイダンスの衣装を着た女の子ともパチリ