午後はいよいよ念願のカービングレッスン開始です
今日の先生は日本語はお話にならないので、99%身振り手振りのみ。
先ず大根を小さく切ってお手本の薔薇の花を彫られたので、
私達も同じように薔薇を彫ります。
時にはナイフを持つ私達の手を取って角度を調整したり、
花びらを彫る時には片手を広げ「five」とおっしゃれば、
花びらを5枚彫るのね?という具合です。
次に大根で私の苦手なギザギザの花びら
もう一種類違う花を彫りました。
スイカを取り出し上の方の皮を剥かれたと思ったら、
その皮で手早く葉っぱを作ってくださったのでした。
皆先生の手際のいいナイフさばきから目が離せません。
小さくてちょっと地味な大根の薔薇もこの葉っぱを添えると
ぐんと写真写りがよくなるんですよね
さて~いよいよスイカに取りかかります。
先ず上だけ皮を剥いたスイカにナイフで円を描き、
花の中央部分から彫って行きます。
この時、先ほど作った2種類の大根の花のどちらがいいか?
と聞かれました。
そして私とMさんは薔薇、残りの二人はギザギザの方を選び、
それがそのままスイカに彫るデザインとなりました。
タイ式では手前から奥に向けてナイフを使うのですが、
日本人は刃を手前に向ける方式に慣れているので、
これも先生が身振りで「どっち?」と1人1人に確認されて、
わかりやすいように教えてくださいました。
左上から時計回りの手順で薔薇を仕上げていき
完成
3輪の薔薇の周りを蕾が取り囲んだデザインですが、
片側3枚だけは蕾ではなく葉っぱになっています。
そこから今度は順番に撮影会
スイカを色々な角度から撮影し、自分が持った所を写してもらい、
全員の作品を並べ、最後は先生と
左2人、右2人はそれぞれ同じデザインなのですが、
花びらの形や大きさも微妙に違えば、
彫り方の深さにより花びらが白っぽくなったり赤っぽくなったり…
彫る人の個性が出るところが面白いところです。
せっかくの初作品ですが、
ソープの方以外はに持ち帰ってもしかたがないので
そのままお教室でスイカとはお別れでした
その後募金会場のConvention Centerで先生達と合流。
ここでは今Book Fairが行われていました。
夕食を食べに行きたいのですが、
タクシーが拾えず
私達3人は思いがけずTUKTUKに乗ることになりました。
先生の車を追いかけるように言ってあったのですが…
安定感の悪いTUKUTUKUでスピードを出すと
ちょっとしたジェットコースター並
お先に~と手を振ってお互いに抜きつ抜かれつを繰り返す
スリリングな展開でした。
(TUKTUKの運転手さんにどこから来たのか聞かれ
JAPANだと言うとI'm sorry about the Tsunamiと言われました)
シーロム・ヴィレッジで先生の誕生日をお祝いするために持ち込んだ
ケーキをデザートに
この日はエイプリルフールでもあったのですが、
今回の旅行の中で唯一、ほぼ予定表通りに行動できた
一日となったのでした