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野菜ソムリエコミュニテイ熊本

全国有数の農業県熊本…豊富な地下水に育まれた豊かな野菜・果物の魅力を知って楽しみ、多くの方々に伝えていきたい!
野菜ソムリエコミュニテイ熊本の活動や熊本の美味しい情報を綴ります。

6月14日、熊本市中央公民館において、野菜ソムリエとしてのコミュニケーションスキルアップ講座『話し方の勉強会』が行われました。


講師は野菜ソムリエの会熊本の会員であり、フリーアナウンサーとしてご活躍の風戸直子さん、特別にレッスンしてくださることになりました!


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野菜ソムリエの活動では、青果物の魅力を生活者の方へお伝えしたり、何かと人前で話すことが求められます。


ジュニア野菜ソムリエの講習テキストで習ったことを中心に話をすすめていかれましたが、その時は、さら~っとながして記憶に殆どないという方も中には(私も含めて)いらっしゃると思いますが、この講座を受けて、改めてあのテキストがいかに重要なことばかり書いてあったことに気付きました。


コミュニケーションは次の3要素で成り立っています。


メラビアンの法則というものがあります。それは


・視覚 (目に入ってくるの→印象、態度、表情) 55%

・聴覚 (耳に入ってくるもの→話し方、声) 38%

・言葉 (言葉そのもの→内容) 7%


ということです。


視覚が半分以上しめてるんですね・・・

これって料理にも共通していることかもしれません。

食べる前にやっぱり『見た目!おしそう』と感じさせることが大事です。

見た目が悪いと食欲もでません。

印象のいい方、表情豊かな方ってなんとなく話を聞いたり、話したりしてみたくなるもんですよね。


この法則の話の後


各自 前に立って 自己紹介


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改めてすると なんだか恥ずかしい・・緊張しちゃうものですね。


といいつつもみなさんよく話されていたと思います。


2時間の講習で学んだことは


1.自分を知るということ
  
  野菜ソムリエという立場からいうと、やりたいこと、やってきたことを自分で言えること。
  自分の役割を認識し、責任とプライドを持つ。

2.聞く力を身につける

  その人に興味をもつ、自分と違う考えを受け入れる。

3.準備をしておく

  日頃から常に意識をもって行動し、たくさんの引き出しを作っておき、相手に応じて、何を求められているかを察知する力を身につけておく。


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相手に100%理解してもらえるよう話すって本当に大変です。

最後に

話し方には、エチケットはあっても、手本はない。

個性にあったしゃべり方をしよう!

それがその人の魅力でもあります。


要は自分らしく!ってことですね。


あっという間に時間が過ぎましたが

もっと本気で学びたい方は、今後、発声練習や人前で話す訓練などを盛り込んだハイレベルの講座も

予定されているようです。

(文責:椎野)
 熊本市千葉城町のNHK文化サークルでの野菜講座も今月で3回目。


 担当は、池田さん・宮田さん・古閑の3名です。


 今回取り上げる野菜は『アスパラガスアスパラガス』と『ジャガイモじゃがいも』です。


 当初、ジャガイモの方は問題なく食べ比べができるような種類や数を確保できましたが、アスパラガスの方が収穫直前の時期で、数や種類やサイズ的なものがなかなか講座に間に合わないかもしれない・・・と、危機感がありましたが、幸いな事に地元百貨店で北海道物産展が始まり、前日にグリーン・紫・ホワイトの3種を確保できました。


 さて、はじめは『アスパラガス』についてのレクチャーです。


 まずはアスパラガスの生育家庭を、ホワイトボードを使って、稚拙な図で説明をし、次にアスパラガスの栄養やその効能、調理法、選び方、保存方法などをレクチャーした後、実際にアスパラガスを1人1本ずつ持って、可食し易い部分とそうでないところを手でポキっと折って頂くという体験をして頂きました。


 大抵は、ピーラーで底から1/3くらいのところを削るという方がいらっしゃいましたが、なかなか削っても筋が残りやすく、食べ辛いので、思い切ってその部分は取り除いて下さいと説明しました。


 もっとも・・・エコの観点から、そんな場所も食べたいという方もいらっしゃるかもしれないので、千切りにカットとしてソテーやきんぴらを作ってみてはいかがですかと補足を入れさせて頂きました。


 それぞれのアスパラガスを、通常とは違った形で食べていただこうと思い、グリーンアスパラはボイルして、ディルマヨネーズで食べて頂いたり、フレッシュミックスジュースで飲んで頂きました。


 ボイルしたグリーンアスパラに、水・クラッシュアイス・牛乳・バナナ・ハチミツをミキサーにかけたドリンク。


 受講者さんの中には、アスパラガスが少々苦手と言われる方もいらっしゃったので、飲んで頂けるかちょっと不安だったのですが、「美味しかったです。これは飲めますね。」と、喜んで頂きました。


 

 紫アスパラは金網に乗せて蒸し、紫だったものが熱を通していくうちに緑になっていく様子を見て頂きました。


 紫の色はアントシアニンがあるので、完全に緑色になるまで加熱すると、成分が逃げてしまわないうちに、取り上げて、EXバージンオリーブオイルと塩・黒こしょうをかけたシンプルな調理で食べて頂きました。



 ホワイトアスパラガスは、瓶詰めや缶詰など柔らかく茹でられたものが主流になっているので、こちらはソテーで食べて頂きました。


 そこそこの歯応えと、ほのかな甘味に皆さんからは、意外とこのホワイトアスパラガスのソテーに好印象をもたれていました。


 アスパラガスの次は、ジャガイモです。


 


 アスパラガスも同じようにしましたが、レジュメは懐かしのドリル風にしてみました。


 滅多に見ることのないジャガイモの花を当ててもらったり、ポイントになる栄養面や見分け方、保存方法、調理方法のセンテンスを穴埋めするような形式をとりました。


 皆さん、しっかりレクチャーを聞いて頂いて、ちゃんと穴埋め完成されていました。


 その後、実際に食べ比べをして頂きました。



 今回用意したじゃがいもは北海道産の『よくねたいも・メークイン』と、熊本県産の『レッドアンデス』と、長崎県産の『出島』の3種。


 それぞれの県で出来たイモを味わって頂くのもそうですが、作り方・貯蔵の方法でどのように風味が違うかを楽しんで頂こうと思ってこの3種を選びました。



 ジャガイモが持つビタミンCが逃げにくいようにと、よく洗って皮ごと丸茹でしたものを一口大にカットして試食して頂きましたが、人気はCA貯蔵の『よくねたいも』でした。


 空調や温度を調整されたことにより、でんぷん質が糖に変わって甘味が増しているので、「じゃがいもじゃないみたい・・・」と、感想を漏らされる方もいらっしゃいました。


 さて、今度はジャガイモをいつもとはちょっと違う食べ方で楽しんで頂こうと、2つの調理を目の前で披露しました。



 1つは簡易ラクレットオーブンを使ってチーズを溶かし・・・



 茹でたじゃがいもをカットして溶かしたチーズを乗せ、黒こしょうをトッピングしたものを食べて頂きました。


 これは、ジャガイモとチーズに相互にないものを合わせる事で、完全食になるということを紹介した簡単な料理です。


 それから、茹でる・蒸す・焼く・煮る・あげるが主流のジャガイモ料理を、趣向をかえてやったのが、『ジャガイモのチヂミ』です。



 ジャガイモを擦りおろして片栗粉を少々加え、刻んだニラや干し桜えびをいれてホットプレートでチヂミを作りました。



 本来なら、タレまで用意するところですが、ちょっと珍しいスプレー式の醤油をかけて頂いて、各々塩分の調整をして頂きました。


 粉だけで作ってしまうような料理も、野菜の特徴を知って、料理のバリエーションを広げて頂きたいと思い、今回ジャガイモのチヂミを食べて頂きました。


 最後に、ご家庭でも食べ比べをして頂こうと思い、今回使用したジャガイモをセットしてお持ち帰り頂きました。



 さて、上期の講座は来月7月で最後です。


 ネタバレになりますが、テーマは『すいか』と『ゴーヤ』です。


 次回は家庭菜園をされる方必見・必聴の『土作り』についてもレクチャーを予定されています。


(文責:古閑)

先週5月28日は、今期初めてのスキルアップ研修会でした。

会場は菊池郡菊陽町 西部町民センターの調理実習室。




このスキルアップ研修会は、今期より奇数月に指定野菜から毎回選んで勉強会をする予定しています。

第一回のテーマは 『キャベツと茄子』



当日のキャベツは、レッドキャベツグリーンボール
普通の春キャベツで巻きの固いものと、柔らかいものでした。

ナスは、赤茄子米茄子ばってん茄子超長茄子の若いのと熟したものです。



其々を生で食べ比べして、長茄子の熟したものと若いものの違いを実際に感じました。


やはりばってん茄子が一番甘くて美味しかったです。




途中で、ばってん茄子は薄くスライスして、レモンを絞りトマトをトッピングして塩コショウ、オリーブオイルで食べてみましたが茄子と分からないくらいフルーティーでした。

塩気のあるものなら合いそうなので、生ハムなども試してみることに(各自で)


キャベツはちぎってそのままバリバリと・・・
思ったほどレッドキャベツの美味しさを感じることもなくグリーンボールの柔らかさが目立ったかなという感想です。



アーティチョークは
3個100円でした。

なかなか見かけないし、買っても食べ方を知っている人もあまりいないからあえてこんな価格なのだろうと皆で言ってました。



成り口の部分を切って、レモンを貼り付けて紐で結び30分ほど蒸しました
芯の部分はレモンの味で、えぐ味をそれほど感じなくて美味しかったです。

『最初に食べた人も凄いよね』と、皆口々に・・・総滅多に食べるとこ無いですからね。

急遽、会員のお1人からメールを頂きまして、生産されているトマトの規格外なものを50キロ以上頂くことになり宇城彩館まで受け取りに行きました。




更に、参加された方のお一人が、ご自分で栽培された
大玉トマト、胡瓜、メロンをお持ちくださり皆で持ち帰りましたがとても太い胡瓜なのにシッカリ中身が詰まっていて、種だらけじゃなかったです。








他にも、ミニトマトやミディトマトなど持ってきてくださった方もいらっしゃって、
教材のお野菜が1つ増えた状態での食べ比べ大会となりました。


途中、大玉のトマトを糖度計でトマトの糖度を計ったら、5度チョットで、ミニは8度くらいあったと思います。


大玉トマトとしては糖度5度チョットで十分な糖度です。





尚、試食したメロンに関しては18度でした・・・


机に座って話をするだけではない勉強会なので和気藹々、ざっくばらんな内容で思いつきで食べ方を試したりと、自由な空気がとてもいいと思いました。


ただ、ディスカッションが盛り上がりすぎて、収拾が付かないという危険性も(笑)ありますが・・・。


当初、17時まで借りているけど、まぁ、2時間くらいだろうと高をくくっていましたが 、結局ぎりぎり17時に終了、外は雨でしたが、気持ちは明るく終わることが出来ました。


(文責:小林)