「腰が痛い…」
中高年になったらほとんどの人が経験しています。
しばらく歩くと下肢のしびれや痛みで歩けなくなり、少し休むと痛みが治まりまた歩けるようになる…ということを繰り返す症状、間欠性(は)跛行を経験していないでしょうか?
腰痛をおこす病気の一つが「腰部脊柱管狭窄症」。
脊髄の神経の通る管が狭くなって、しびれや痛みがでる病気です。
脊柱管というのは、脊椎の内部の空洞で、脳から続く神経の束「脊髄」が通っています。
年をとるにつれ、腰部の脊椎に変形が生じたりして、脊柱管は徐々に狭くなり、脊柱管の中の脊髄(神経)が圧迫されて炎症が起き、痛みやしびれなどの症状が出てくるのです。
脊柱管狭窄症の症状は?
典型的な症状は「腰痛」です。
その他「下肢痛」、
「両足のしびれ」、
「脱力感」、
「足底の異常感覚」、
「排尿障害」それから
「座骨神経痛のような痛み」(いわゆる腰から脚へのしびれ)などの症状が出ることがあります。
「間欠性跛(は)行」(間欠跛行)
症状の出方は神経が圧迫されている部位によって異なる
1.馬尾型:「両足のしびれ・脱力感」、
「足底の異常感覚(足の裏に餅がくっついたよう・砂利道の上を歩いているよう)」
馬尾はぼうこうの機能を調節しているため、
「排尿障害」
「会陰部のしびれ」
2.神経根型:脚・お尻の痛み
すねの部分のこむら返り
腰から足へのしびれ
間欠性跛行
3.混合型:馬尾型と神経根型の両方の症状
脊柱管狭窄症の症状は、初期には自然に痛みが治まることもありますが、
症状は長い年月の間に徐々に進行し、繰り返すようになります。
痛みやしびれの症状の周期がしだいに短くなり、持続的な症状に変わっていきます。
こんな症状があったら、すぐに病院へ
「会陰部の違和感」
「排尿障害」、
「脚に力が入らない」、
「足を引きずらないと歩けない」などの症状がある場合は、
神経への圧迫が相当強いというサインのため、すぐに病院へ行きましょう。
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参考文献